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高還元SESに関する噂を検証!(商流編)

高還元SESって商流深いの?

結論、「高還元SESであれ、従来型SESであれ、その会社の方針による」です。
私が所属している株式会社テクニケーション(https://www.technication.co.jp/)は高還元SESなのですが、実例を交えて解説していきます。

ショーリューケン!

テクニケーションはエンド直・元請け直ってあるの?

あります(全体の3割程度ですがw)

製造業や金融業、教育業など事業会社との直接契約や、大手SIerや大手通信会社との元請け直での契約があります。

なぜ設立3年半なのに浅い商流で契約できるかというと、リーダーとして特定の領域を任せられるエンジニアが在籍してるからです。いくら営業が鼻息荒げて新規開拓しても、そもそも自社に優秀なエンジニアがいなければ「ただパスを開いただけ」の状態になります。

では、なぜリーダークラスの優秀な人を採用できるかというと、高還元の強みを生かした年収の高さが大きく起因してると思います(早い方だと33歳で年収1,000万円に到達しています)

紙の契約書は大変ですよね

そもそも、商流深いとダメなの?

商流が深いことによる弊害は「中抜きされる」「現場側とのコミュニケーションコストが高くなる」ことですよね。

「中抜きされる」に関しては文言のインパクトが強く、非常にネガティブな印象を受けますが、「上位会社が長年積み上げてきた信用を借りられる」「上位会社のリーダーにフォローして貰える」と考えると一概に否定はできないと思います。

とはいえ、商流が深いことにより現場の期待値と本人のスキルが乖離してしまうのはよろしくないので、テクニケーションでは「こういった経験をして、こういうことを希望しているエンジニアに合う案件、単価○○円でないですか?」とアプローチすることにより不毛なギャップを回避しています。

「現場側とのコミュニケーションコストが高くなる」については確かに問題だと思います。つい先日も上位会社の営業担当者より弊社のエンジニアに対してクレームが入りましたが、本人に確認するとまったく身に覚えのないことであったため、改めて上位会社の営業担当者へ確認すると、どうやら他社のエンジニアに対してのクレームを取り違えたとのこと。。。

これは極端な例かもしれませんが、営業担当者の質に依存することなので、普段のやり取りを通して信頼できる営業担当者を見つけることが大事でしょう。これは、エンジニアにも言えることだと思います。自社の営業担当者も信頼できる人の方が良いですからね。

信用の積み重ねで信頼関係を構築していきたいものですね

商流が深いと下流工程しか経験できない?

大規模プロジェクトでは、元請け大手SIerの下にグループ会社や別の大手SIerが二次請けとして入ることがあります。

私がチームリーダーとしてインフラ案件に参画していた際は、グループ会社のプロパーをメンバーとして管理していました。元請け会社はプロジェクトの成功に向け最適な人員配置を行う必要があるので「SESで商流が深いと下流工程しか任せて貰えない」ってのは間違いです。

最近の例だと、元請け直の案件で1チーム丸っとテクニケーションの社員6名で参画し、要件定義フェーズから対応しています(チームリーダーもテクニケーションの社員です)

SESだからとか、SIerだからとか、商流が浅いからとか、深いからとか、色んな方のポジショントークが飛び交う今日この頃ですが、本質的にはエンジニアとして何ができるかという前提の下、どのレイヤーの会社でどのような働き方をしたいかですよね。個々によって正解は異なるので、色んな方の体験談を踏まえ、ご自身に合った会社選びをすることが大切です。

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