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キャラとか世界観の設定

時代は2010年代ぐらい。街並みは現実とほとんど同じである。当然ながら物語上重要な場所(キャラクターたちの家とか、所属する組織の建物等)はオリジナルで存在する。

最も大きな違いは、その世界の住民は概ね2割が普通の人間、残りの8割は異人(コトナビト)と呼ばれる異種族で構成されていることだ。異人は簡単に言えば獣人のようなもの。個体によって様々な動物の特徴を持っている。ケモノ度も個体差があり、耳と尻尾だけのものもいればけむくじゃらかつ骨格まで元の動物に似通っているものもいる。

比較的少数だが、現実に存在が確認されていない生物(天使、妖精、カーバンクルなど)の要素を持った異人、機械や人形の要素を持ったアンドロイドのような外見をした異人も存在する。

異人に対する差別意識を持つ層も一部存在するが、基本的にはそこまで問題にはならず、共生が実現できている。

異人の誕生は有史以降、すなわち人間が理性を持ち暮らし始めた後であることが化石等からわかっているが、異人のルーツに関する信頼性のある文献は存在しておらず謎に包まれている。「異人は魔法技術により生まれたものである」とする極めて詳細な文献が残っているが、創作物の類であるとしてまともに取り合われてはいない。「何らかの理由による突然変異種の大量発生」、「化石が発見されていないだけで他種族からヒト型に進化した」「隕石などの未知の外的影響によるもの」などが有力。

しかし、物好きな研究者の中には魔法の存在を信じ、魔法の復活を本気で企てているものもいるようだ。

近年、この世界においてはマモノと呼ばれる生き物の出没がだんだんと増え始めている。マモノは生体や出自など何もかもが謎に包まれているため、「異世界からの介入者である」という説がまことしやかに語られている。小さなマモノならただの騒ぎで収まるが、大きな個体が現れた場合住民に被害が及ぶため危険視されている。

一説によれば知能の高いマモノが次元の裂け目を開く方法を発見し、悪用し始めているという。国並びに直属の研究施設及び戦闘部隊は対策を進めているようだ。現代兵器を利用しての応戦が検討されている。
 
また、並行世界からやってきているのはマモノだけではないと考えるのが自然だ。異世界の存在を嗅ぎつけたそれぞれの世界の技術者たちは未知の世界への侵入を画策しているに違いない。


ユーノ(左)とカイネ(右)は現実世界に住む学生。ユーノは普通の人間でカイネはカーバンクル型異人である。訳あって戦闘に身を投じることとなった(その過程はおいおいちゃんと作ろうとしているが一体いつになるかわからない)。

ケミコは現実世界に住む研究者である。薬学から量子化学に至るまであらゆる分野を網羅している所謂天才かつマッドサイエンティスト。現実世界へと侵攻してくるマモノたちに応戦するための武器の開発にも大きく関わっている。

ペイユは並行世界に住む天使型異人。かなりの臆病者だがとある人物を盲信的なまでに信仰しておりその者のためなら殺人をも厭わない覚悟を持っている。また天使という神聖な存在の特徴を有した異人であるため、その魔力は強力。

ラケアは並行世界に住むトリケラトプス型異人だ。父親は魔法を研究している学者であり、その影響で魔法に対し強く興味を持っている。典型的な「いい子」だが好奇心が強く、気になったことは解決しないと気が済まない。

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