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【ブルーリフレクションのオタク】雑記.20210405

・今季のアニメ『SSSS.DYNAZENON』『SHAMAN KING』の1話を観た。前者は前作が好きで後者は原作が好きなのでどちらも思い入れがある作品なのだが、とてもよかった。ダイナゼノンの方は演出の面が特に流石だと感じた。学生たちの会話の空気感やバイト風景など、本作は簡単にいえば怪獣ものでかなり虚構寄りの作品ではあるが、だからこそその驚異的なまでのリアルさがうまく機能していると思う。シャーマンキングも原作の良さをそのまま出せてるなと思った。主人公の麻倉葉の声が想像よりちょっと高めだったけど気になるほどではなかった。

・これから控えている中で観たいと思っているのは『ゾンビランドサガ リベンジ』と『ブルーリフレクション RAY/澪』だ。これまた前者は前作が好きで後者は原作が好きな作品。ゾンビランドサガはある程度言わずもがなの作品だと思うので多くは語らないが、ブルーリフレクションの方はあまり知らない人も多いんじゃないかと思う。

・ブルーリフレクションの一作目は、『トトリのアトリエ』や『ライザのアトリエ』などのアトリエシリーズで有名なガストという会社が作ったRPG作品である。僕はこの作品にそれなりの思い入れがある。

・個人的な評価で言えば、この作品はゲーム性自体は普通だと感じる。RPGとしてめちゃくちゃ面白いわけでも微妙なわけでもなく、中の上という感じだ。このゲームが特別なものになっている理由は、なんといってもやはりアサノハヤト氏による音楽だ。岸田メル氏によるキャラクターデザインとそれを元にした3Dモデル、現代ファンタジー的な要素を孕みつつも女子高生繊細な心情を描いたストーリーもクオリティは高く無視できない要素ではあるが、やはり音楽には負ける、と自分は感じる。音楽だけで購入を決意したゲームといって僕が真っ先に思いつくのは『ペーパーマリオ オリガミキング』、『Undertale』、そして『ブルーリフレクション』である。


上に貼ったのは通常戦闘曲『OVERDOSE』だ。発売前の試聴でこの曲を聴き、「これは絶対に買わなくてはならない」と思ったのを覚えている。


・ボスバトルBGMもこのゲームの音楽を語る上では欠かすことのできないものだ。なんと、それぞれの曲が3つのフェーズに分かれており、戦闘の進行具合により切り替わるようになっている。最初のボスは『振武-隼-』『振武-屠龍-』『振武-飛燕-』の3曲。さらにそれが5体分用意されているのだから驚きだ(そのうち4体が2回ずつ戦わなければならず、かさ増し感が否めないのが個人的に本作で一番残念なところ)。また、本作のボスは原種と呼ばれるなかなかグロテスクなデザインをしたものだが、そのグロテスクなボスと戦う可憐な少女たちという画がエレクトロに弦楽器やピアノが混ざった曲調と非常に合っている。

・これはのちに知ったことだが、本作の音楽は主人公と仲間2人がそれぞれピアノ、ヴァイオリン、チェロに対応して作られているらしい。主人公は元バレエダンサー、仲間2人が姉妹であることを考えるとその編成にも意味があるような気がしてくる。最高すぎ。


・だが、この作品は2017年に発売されて以降全くと言って良いほど動きがなかった。「あんまり売れなかったのかな、まあやったことある人見たことないしな」と残念がりつつもサントラを定期的に聴く日々を送っていた僕だったが、つい先日、なんとなく今季アニメまとめの記事を見ていた時、ある作品が目についた。聞き馴染みのあるその名前に興味を惹かれ、リンクを踏んでみると、

いつの間にかアニメ化が決まっていた。嘘だろ。しかも放送もうすぐじゃん。4年前の作品をアニメ化とか攻めたことするな〜と思いつつサイトを見ていると

いや、クソデカプロジェクト始まってんじゃんって!!!!!!!!!

本当にいつの間にかすごい進んでいた。僕の知らん間に…と思ったけど発表は本当につい最近(確か見つけた当日)だったので少し安心した。正直アニメの音楽がアサノハヤト氏じゃなかったり作画が岸田メル氏の絵とはかけ離れてるのが気になるが、楽しみでしかない。スマホゲームと家庭用ゲームは、いやせめて家庭用ゲームだけでもアサノさんでお願いします……頼むから……


・『シン・仮面ライダー』とかも同じように思ったんだけど、こういう楽しみな作品が将来出るっていうだけで自殺しない理由には十分なんだよな。死にたくない。

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