【閃輝暗点】雑記.20210210
・高校生の頃からちょくちょく起こるようになった症状がある。調べると閃輝暗点というらしい。視界にキラキラともモヤモヤとも形容できる妙なものが映るようになり、次第にそれが広がり、じきに消えたかと思うとその直後ひどい頭痛と吐き気が襲ってくるというものだ。高校時代には年に4回ぐらいのペースで発症し、その都度早退したりしていた。去年の8月末頃と11月23日(忘れもしない、NHKラジオ「今日は1日アイマス三昧」の放送日だ)に発症して以来は鳴りを潜めていたその閃輝暗点が最近立て続けに2回僕に降りかかった。立て続け、といっても1週間ほど間を空けてのことだったが、疲れ目の継続や自律神経の乱れなどのあからさまな後遺症がそれこそ1週間ほど続くので実質的には連続攻撃である。
・それもあり最近は創作活動を何だか楽しく行えていなくて、まさしくマンネリという感じだ。というか閃輝暗点はストレスをきっかけに発生するらしいので何ならそのマンネリこそが原因かもしれない。思い切ってSERUMというソフトシンセを買って扱い方を勉強したり、新しい画風を模索してみたり、ツイッターでアイマスの絵をあげる用のアカウントを作ってみたりと色々やってみているが、何故だか手応えがない。この「手応えがない」という感覚は、やはり単純にTwitterなどでの反応が少ないということからきているのだろう。過去の作品と比べると、反応が相対的に劣っているのは明らかだ。もちろん、そんな意味のない数を気にすることはとんでもなく無駄な行為で、何の解決にもならないことは百も承知である。それでも、どんな形であれ過去の自分に負けているという事実を突きつけられるのは気分の良いものではないし、容易に無視できることではない。冷静に考えれば一次創作で増えたフォロワーさんに対していきなりオタクコンテンツの二次創作を提示しても反応が増えるわけないんだけど。
・誤解を恐れずめちゃくちゃ極端な書き方をするなら、「アイマスが僕の創作を奪った」と言えるかもしれない。これは「一次創作で増えたフォロワーさんに対していきなりオタクコンテンツの二次創作を提示した結果、必然的に反応が減った」という単純な意味もあるが、もっと核心的なことでもある。ここまでレベルの高いコンテンツがもう既に存在しているのなら、一次創作をひとまず置いといてアイドル達を推す方向に走るのも無理はないという話である。そもそも、今の僕にはアイドル達を超える魅力を持ったキャラクターを安定して作れる技術と思考力はないのだから。
まず前提として、僕が創作をする理由は「自分の頭の中にある理想を具現化させるため」である。結果から言えばこれがアイマスの登場で少しだけ揺らぐこととなっている。アイマスに登場するアイドルたちはあまりにも魅力的で理想的すぎるのだ。完璧なデザインと性格設定、そしてクオリティの高い音楽までもがそのキャラクターたちに寄り添っている。更にそれがライブという形で現実に具現化までされている。ここまでレベルの高いコンテンツがもう既に存在しているのなら、一次創作をひとまず置いといてアイドル達を推す方向に走るのも無理はないという話である。そもそも、今の僕にはアイドル達を超える魅力を持ったキャラクターを安定して作れる技術と思考力はないのだから。
・でも、別にこれが一概に悪いことと言えないのは確かだと思う。確かに反応は少なくなるかもしれない。でも楽しくやれて加えて創作への慣れ、スキルアップにつながるのなら総合的にはプラスになると言えるだろう。とはいえ、二次創作に過度に傾倒することが一次創作の感覚を失うということに繋がるのだとすればそれは危機的だ。それに、僕の精神構造的にあまりにも作品への反応が無さすぎたら絶対に落ち込むし(現に割と落ち込んでいる)、多少無理をしてでも一次創作は続けていくべきだろうと思う。
・改めて考えてみると一次創作の方が見てもらえるというのは割と妙で且つありがたいことだと思う。一般的には逆だと思うので。もしかしたら、一次創作は仲間内で評価されやすいがFF外の人には反応をもらいづらく、二次創作は仲間内でも反応してくれる人が限られるがFF外への伝播が起こりやすいということがあるかもしれない。
・閃輝暗点っていう名前、めちゃくちゃカッコよくない?
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