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太陽光発電所の運営「誰の責任?」問題

現時点でテックマツモトが警報カメラを提供しているお客さん(EPC/電気工事会社/管理会社)のほとんどは『自社が販売した発電所は、我々が責任を持って保守管理します』と頼もしい。
取付け時のコミュニケーションも良好。

テックマツモトは
・機器類を納めたら、EPCの設置工事後連絡もらい
・遠隔でチューニングして検知設定を完璧に仕上げて1案件終了
なのだが・時折納品した映像と検知アラートをチェックしている。怪しい人物やクルマが映っていたら管理会社に連絡いれるようにしています。

「発電所を守る」のが目的ですので、「カメラを付けたい」だけの場合はお断り ※いまのところ

■テックマツモトは「カメラとルータを完璧な状態で提供」するのが役割

管理会社さん(警報カメラ提供先)の役割

  • 電気工事/カメラの取付けはベストを尽くす

  • オーナーへのアプリ操作説明も自社の責任

  • 発電所に問題が見つかれば翌日には駆けつける。

  • 施工には立ち会う(人が足らない状況以外は下請け外注は使わない。)

  • 警報カメラに関して
     カメラ映像と検知アラートは毎日チェック
     寿命になった録画用 MicroSDはすぐ交換
     侵入、盗難にあった場合は警察に通報、録画データを提出

以上のことを取り組む姿勢がある管理会社さんに警報カメラを販売したいと思っています。

理想の保守管理体制

太陽光発電業界でありがちな「丸投げ」

PCS遠隔監視装置の技術対応に永く携わっていたので、発電所オーナーからも「発電量が下がっている」「PCS故障した」という相談を受けO&M会社を紹介する場面が度々ありました。
分譲で太陽光発電所を買った場合、「高額な設備を買ったのだから、サポートは当然あって当たり前だろう」と思いがちですが、数年後に問い合わせても『営業が転職したのでわかりません』と塩対応、「工事した下請けに連絡つかないので対応できない」はザラです。
故障や災害で運転停止が他社なら1ヶ月で直るとしたら、3~6ヶ月かかる場合もあり、オーナー自ら直すか、まともな管理会社を探したほうが良い。

◯カメラ付けたが盗難にあった。カメラ向きが悪く犯人写っていなかった。誰のせい? 
というのはテックマツモト責任持てません。施工時点で連絡もらえれば向きや高さなどについてはアドバイスできます。

警報カメラを導入した場合

→犯人が侵入しました→警報が鳴りました→「警察へ連絡/録画データ提出」するのは"オーナー"or"管理会社"の役目なのか、あらかじめ明確にしてください。書き出し方法はこちら

カメラを提供する側のテックマツモトとしては、丸投げ体制のEPC会社さんや、右から横だけの商社さんと関わると、ニーズや条件にマッチしていないのが「製品やサービスの責任」にされがちでできればかかわりたくなく、結局一回りして 発電所オーナーさんが泣くことになるので 慎重に提供相手(人/会社)をみるようにしています。

現場を知らない/現場に立ち会おうとしない人/会社さんはまずアウトです


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