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警報カメラ設置工事テクニック<太陽光発電所>

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太陽光発電所に防犯カメラを付けるときのコツを伝授
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2024年1月の記事一覧

警報カメラを設置する前に犯行の流れを理解する(計画編)

泥棒の立場で盗難の流れ発電所(ターゲット)を見つける(外から・下見) 作戦を練る 安全確認 侵入する 犯行ポイント探す ケーブルをカットする 引っ張る/集める クルマまで運ぶ クルマに積む(逃げる) コンビニでタバコ吸う/コーヒー飲む 産廃屋に売る→お金が入る どの段階で阻止するのか、カメラの位置や警報のチューニングである程度狙いどうりに撃退できます。 下は同じ発電所の2台のカメラ動画です。12月に連系、1月に侵入されました。 ■1.ターゲットを見つ

太陽光発電所の警報カメラの位置と高さ、画角、台数について

発電所にカメラを付ける場合、費用の都合で既存の「引込柱」または「門柱」「エンクロージャ」「キュービクル」に付けることが多い。 カメラの位置や数を妥協すると、被害にあってしまうことも多々なのでポールを立てて犯行ポイントをしっかり押さえて欲しい。 理想の位置に設置できない場合も下記参照して”映しかた”を工夫して欲しい。 位置2.8㎜/4MPのカメラの場合 (DS-2CD2047G2-LU/SL) 高さ2.5m~3mで5〜6m以内の距離なら犯人の特徴が夜間でもつかめる ※顔まで

太陽光発電所のセキュリティカメラは何台必要か?

太陽光発電所の銅線盗難事件が、全国に広がりつつある感じがします。 「そろそろウチも(カメラ設置)」と考えておられるかたもいらっしゃるかと思います。 テックマツモトも、警報機能付きカメラをどこにどう付けたらいい? 何台必要? という問い合わせを受けます。 野立ての太陽光発電所は地形も環境も様々なので、正直「現場も見てないのに知らんがな」というところですが、傾向としては『2台以上あればいいかも』と言ったところです。テックマツモトへ相談前にあらかじめ下記検討ください。 警報カメラ