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警報カメラ設置工事テクニック<太陽光発電所>

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太陽光発電所に防犯カメラを付けるときのコツを伝授
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2023年12月の記事一覧

”パノラマタイプ”警報カメラの紹介

下記2つの映像を見比べてください。 同じ位置から発電所を映した標準の警報カメラとパノラマ二眼タイプの警報カメラ映像です。パメラ~パネルまでの離隔は共に5m程度です。 ■パノラマタイプは標準のカメラ2~3台分の広範囲がカバーできるというメリットがあります。配線も1本で済むので工事も材料費も節約できます。 発電所の土地が直方体なら角に設置することでカメラを切り替えることもなく両方向の道路/フェンス沿いも見渡すことができます。 ■機能 夜間でもカラー映像と検知&警報性能は、従来

導入するカメラの用途によって監視対象が違う

警報カメラと従来のカメラとの目的や機能について比較してみました。 2020年頃までは、太陽光発電所に設置されるカメラはパワコンの遠隔監視装置のオプションであったり、カメラ数台+レコーダーで構成されるインターネット接続しないタイプのものが見られました。 銅線盗難が多発するようになり、「盗難対策」が必要とされ、メガソーラーではセキュリティ会社のシステムの導入の一貫で高価な防犯システムの1策としてカメラの導入が進みました。 警報機能付きカメラでは、侵入口/盗難対象になるケーブ