自信と行動と

今の自分の行動は

行動に対する、自信について考えてみた。
というのも、最近他の人の言動を見て、これを考えたからだ。

ある、とても行動力のある方がいる。
非常に物事に一生懸命打ち込まれている。
見ていて、感心するくらいだ。

ただある時、急にしゅんとしていた。
困っているというより、自信がなさげなのだ。

あれだけ頑張っているのだから、何故自信を無くすのか。
側から見ているとよくわからないが、これは本人の問題だ。
やることなすこと、うまくいっていないようなのだ。

だから、周りがとやかくいうことではない。
アドバイスはできるかもしれないけれど、それが必要かもわからない。

その時の、その人の心のうちはどうだったのか

後ほど話を伺ってみた

ある程度時間が経ってから、その人に話を伺うことができた。
ようやく少し落ち着いたらしいのだ。

精神的に余裕がなかったらしく、人と話すのにも気が回らなかったそう。
やはり、そっとしておく時間だったのかもしれないと思う。

一方で、追い込みにならないかと思いつつ、簡単なアドバイスだけはした。
というのも、それで悩んでいるとこぼしていたからだ。
だから、簡単にこれだけやってみてはいかが？とだけ言った。

その後、しばらく何の音沙汰もなかった。
怒らせたかな、とも思ったが、後の祭りだろう。

別に怒らせる意図もないし、ただ気にしている人もいるのだと伝えたかっただけ。
それで嫌われるなら、仕方がないと思っていた。

落ち着いてから、ご連絡をいただけた。
ありがとう、と言われた。

それを言われることを目的にしたわけではないけれど、嬉しかった。
それ以上に、ホッとした。ようやく落ち着いたんだな、と。

そして、あわせてどう困っていたかを教えてくださった。
自分のやっていたことに、自信がなく、何をやっても楽しくなかったよう。

ただ、それではどうにもならないと思ったらしい。
開き直って、楽しむようにやりだすと、うまく動き出したらしい。

だから、自信を持って自分のやりたいことをやろうと思ったらしい。
明るさを取り戻したようで、本当にホッとした。

この一時から、自分に自信を持つことの大事さを思い知った。
過剰な、行き過ぎの自信は身を滅ぼすだろう。
ただ、自信がなさすぎるのも考えものだ。

精神がもたらす肉体の変化

自信がなくなると、行動が小さくなる。
何をするにしても、おどおどやる。

その結果、うまくいかないことが増える。
それでまた自信をより一層なくす。

悪循環だ。

なので、それを振り切るためには、自分を追い込まないことだ。
精神的な気楽さは必要だろう。

並行して、自信を持って行動できるように、積み重ねる努力も必要だ。
その人は、学習の過程で自信をなくしていたようだ。
だが、結局その学習を続けることで、再び自信を取り戻した模様。

また、肉体的な疲れも影響していたようだ。
肉体と精神はリンクしている。
だからどちらかが悪くてもダメなのだろう。

難しいが、大切なことだ。
心に留めて、毎日を過ごしたいと思う。