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人間は進化している!ではどう恋人を選んだら良いのか?

心理学者、配偶者選択に関する進化心理学的研究をしているデイビット・バスがレックスフリードマンとお話をしていたので、まとめてみます。

このデイビットバスさんは、カリフォルニアバークレー校を卒業し、ハーバード、ミシガン大学などの名門で心理学教授をしている。
主に、人間の進化に沿った配偶戦略、性的対立、社会的評判、嫉妬感情、殺人、ストーキングなどを研究している。(Wiki 出典

そんなデイビット・バスが恋愛アドバイスをしてくれています。。
彼をどう落とすか?彼女をどうデートに誘うか?ではなく、恋愛に発展した後の暴力や結婚の決め手などを論理的にお話してくれています。

良い恋愛は、仕事にも人生においても影響力が大きいので聞いていた方が良さそうですね。

題名は「どう恋愛したら良いのか?」です笑

学校では性教育だけでなく身を守るため、恋愛も教えるようになるべき

この動画で進化心理学者のデイビット・バスは義務教育では少なくとも性に関する指導するようになっている。これは日本だけではなく、海外も同じだろう。だが彼は恋愛自体についても教えるべきだと言っている。
というのも、今の研究では、夫またはパートナーが暴力的になる人物なのかの予測の要素は表れているそうだ。

  • 現在地や出かけ先を常に聞かれる

  • 友人や家族のコミュニケーション網などを制限される

これらの行動が見られると恋人が暴力的になる可能性が高いそうだ。
また、恋人間が別れた後の3−6ヶ月間のあいだ、元恋人からの殺害率はとても高いという。
危険な恋愛をした後の「最後に会ってほしい」などの誘いは危険だそうだ。

元恋人より良い恋人を選ぶ戦略はうまく働くのか?

インタビューをしていたレックスは「元恋人より良い恋人を選ぶ戦略はうまく働くのか?」と質問している。
というのも、新しい恋人を探す際に、元カレ元カノを指標に「この価値の相性がより良い人」や「もう少し背が高い人」など、価値的な部分と身体的な部分を比べて今までの恋人の中で一番相性が良い人と結婚や同棲といった大きなステップを下すのはどうか?ということだ。

そこでデイビット・バスはそういった方法もあるが、一点加えると良いという。価値観があった人、外見がタイプの、など自分に合った人などの配偶価値を照らし合わせていくのも良いが、配偶価値の軌道も配慮するといいという。付き合った後に価値が変化があることを覚えておくのが大切で、
宗教的・政治的・生活的価値観など、人生において大きく影響のあるものについては恋愛初期でしっかり確認をしておくのが大切だとのこと。

出会い系アプリでの出会いと直接的な出会いについて

続いて、出会い系アプリでの出会いと直接的な出会いについても語っている。
出会い系アプリに関しては良い面と悪い面があるそう。
良い面に関しては、出会い系アプリでは今まで出会えなかった人と会えるということだ。今まで恋人となると、すでに知っている人か、近くの友人グループ、可能性は低いが街中での出会いほどしかなかったが、出会い系アプリがその見えない境界線を破いたところだ。
悪い面に関しては2つ、出会い系アプリを使用することで「もっとより良い人に会える」という幻想がつきまとうようになってしまったとのことだ。医学的用語だとAnalysis paralysis (分析の麻痺)が起こってしまっているとのことだ。それに加え、出会い系アプリの顔・身体に関しての画像が脳を圧倒し恋愛において大事な他の要素を忘れてしまいがちになるということだ。
顔・身体に関して視覚的な要素に圧倒されてしまうのは生物学的にしかたがないことである。そういった時に長期的パートナーを探すことは冷静に判断できなくなるそうだ。
もし出会い系を使用していて、会話がうまくいっているのなら、直接会って判断をするのが無難だそう。

まとめ

この動画ではデイビット・バスは結構ベーシックなことについてお話をされていたかなと思いますが、学校での恋愛・配偶戦略を教えるべきということは斬新で面白いアイデアだと思いました。
学校の恋愛ゲーム恋愛トークみたいなのはどこでも盛り上がるような話はありますが、確かに、愛は盲目で冷静な判断ができなくなりがちなので、学校という人が集まる組織で話をするのも良いかもしれません。

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