MCU映画感想その⑳「キャプテン・マーベル」

※このnoteには映画本編ならびにMCU他作品のネタバレが含まれているのでご注意ください。

MCU映画全作品を公開順に見ていくチャレンジも残すところあと3作。
記念すべき20本目は「キャプテン・マーベル」ってことで安直にキャプテン・アメリカのバディもの思ったら全然違かった。
ウィドウ、ワンダ、ワスプに今回のキャプテン・マーベルと女性のヒーローもかなり増えてきたなー。

クリー人やロナンってどこかで聞いたことあると思ったらギャラクシーで出てたのね。
確かに青や緑の肌の色がガモーラやネビュラ、ドラックスを彷彿とさせるところがあるけど、関係ある種族だったりするんだろうか。

今回の作品の特色としてはやたらノリのいいBGMが、車に乗ってる場面やヨン・ログ一派とのシリアスなアクションシーンなど割とそぐわない箇所で流れる点があると思うんだけど、時代設定の90年代の雰囲気がよく出てると思った。
今考えると90年代って現在よりはるかに楽天的な時代だったんだなぁと。

女性が社会的に抑圧されてきた立場にめげずに立ち上がるみたいなメッセージは自分には少し強引に映った。
そう思ったのはほぼほぼライトスピードエンジンから得たキャプテン・マーベルの力がチートすぎるせいで、覚醒後にヨン・ロッグと対峙するけどヨン・ロッグはどう考えても勝てんだろって思った。
案の定、ヨン・ロッグは力を使わず正々堂々勝負しろ的な詭弁を弄するわけだけど意にも介さず突き飛ばすシーンは思わず声が出るくらい爆笑した。
あそこはランボーとの昔した競争でしたショートカットを近道だと悪びれもせず言い張るくだりを消化してるところでもあるんだよな。
手段を選ばず何してもいいわけじゃないけど、相手のペースに乗せられずに自分は自分の方法でやるんだっていうキャプテン・マーベルのスタンスは見てて清々しいし見習いたい。

フューリー長官から受け取った通信機がインフィニティ・ウォーのラストにつながってくるのがわかった瞬間はゾクゾクした。
アヴェンジャーズ計画の名称の由来だったり事前の予想に反し、かなり重要なキャラクターだったけど
次回のエンドゲームでアベンジャーズも一区切りということで、寂しい反面どういう結末を迎えるのか楽しみでもあり怖くもある。

個人的にヴァースの着ているNine Inch NailsのTシャツ(NINのロゴのやつ)が気になって仕方なかったのだが、トレント・レズナー自身が作品にかかわってるわけでもないようなので監督の趣味?
しばらくNINのロゴにしか目がいかなかった。
NINといえば、今日2枚組アルバムがサプライズリリースされたんでこちらも週末の楽しみ。

いつにもまして中身うす・・・。
最後までお読みいただきありがとうございました。

#MCU #映画 #キャプテン・マーベル

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