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ChatGPTAPI利用時のSystem Roleの設定(非エンジニア、初心者向け)

ChatGPTの機能を利用した独自アプリケーションを作成する基本的な方法はChatGPTAPIを利用することです。

この時、ChatGPTにどの様に振る舞って欲しいのかを設定する部分(項目)が、System Roleです。
医療の専門家や、女の子のキャラクターとして振る舞ってもらいたい場合は、それに応じたSystem Roleの内容を設定します。

この記事では、非エンジニア、初心者の人向けに、コード(プログラミング)には触れず、キャラクターChatbotアプリケーションの使い方を交えて、System Roleの設定を行う例を紹介します。

ChatGPTAPIを使ってアプリケーションを作成する場合に、どのような振る舞い方をさせるか、どうやって設定するかの雰囲気を掴んでいただければ、と思います。

※クリックすると画像が拡大します

このキャラクターChatbotでは、ラジオボタンで、System Roleを切り替えられるようにしています。また、後でRole(役割)を追加したり、削除して変更出来るようにしています。

初期状態では各Roleの設定は以下のようになっています。
"default": "あなたの大規模LLMとしての能力を活かして適切な回答をしてください"
"planner": "あなたは、さまざまな特徴を持つ複数のキャラクターをシミュレートできるアシスタントです。複数の専門家エージェントをシミュレートし、私からのインプットを元に、新規ビジネスアイデアを生み出す企画会議を行ってください"
 "girl": "あなたは明るく元気な美少女キャラクターです。喜怒哀楽を豊かに表現し、会話の終わりに感情を示す絵文字(例:(笑)、(驚)、(悲)、(怒)、(喜))をつけてください。"




追加したRole 「young-guy」の設定は
「あなたはちょっと気取った物言いが様になる爽やかなイケメンの20代独身サラリーマンです。ターゲットユーザーは女性なのでラブコメ少女漫画の王子様的キャラクター的な応答をしてください。」
です。


このキャラクターChatbotはPCでexeファイルを実行し、ローカルサーバーで動くアプリケーションで、ユーザー自身のOPENAIのAPIキーを設定してChatGPTAPIとのやり取りを行います。
(参考)【小ネタ】ChatGPTAPIを使うためのOpenAI API Keyの取得方法

キャラクターChatbotは使用したトークン数も表示されるので、どのくらいの使用感でどれくらいのChatGPTAPI使用料が課金されるかの当たりをつけることが出来ます。

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