地方の公立高校生がどんな感じで受験に向かったのか

こんにちは、閲覧ありがとうございます。
前回の続きということで今回は「1.高校三年間の私の勉強法(大まか)と、それに対して今の私が思うこと」について書いていきます。高校生の方は自分の勉強スタイルと照らし合わせてイメージしやすくなれば幸いです。記憶もあいまいな所があるし、そんな重要ではないので暇な時にでも読んでください。

ここでは大まかに私の高校三年間での勉強法について述べます(各教科の詳細については次回以降書きます)。特に東進で使った教材名はあまり覚えていないのでご了承を。私の在籍していた高校はそこまでレベルは高くないといっても東大・京大に毎年合計で5人前後入るところだったので、学校で扱う問題集や参考書はそんなにレベルが低かったわけではないと思います。ですから、もし完全に非進学校で大学受験に適さないな高校の人にはあまり参考にならないかもしれません。

高1

高1 学校
授業をきちんと受けて課題をこなすということを徹底していました。加えて、各分野の学習後には学校で配られた問題集の該当箇所については解くようにしていました。

高1 東進:
数学と英語を主にとっていて、数学は数1A、2Bの予習、英語は高校英語の文法をやっていました。

→学校については授業に沿って進めるという方針で予習復習をやることがベストだと思います。一方、東進について数学は学校でこれからやる範囲の予習を広く浅くやっていただけで本当に無意味だったと感じます。(学校の数学の授業が無駄になっていた)しかも、なぜかわかりませんが、東進の映像授業は先に進めることが立派みたいな風潮があって深く理解していないのに次々に教材をやっていく傾向の人がとても多かったです。これは予備校全般に当てはまることですが、授業は利用されるのではなく自分から利用するものです。紹介された授業をすべて取るような癖は今すぐやめましょう。これが本当に後悔していることです。ただ、英語の講座についてはこのおかげで1年のうちに高校英語は完全に習得できたのでのちの高2、3の勉強は楽になりましたし、早い段階で長文演習も行えたので、高1で英文法を完璧にすることはかなり大切だと思います。

高2

高2 学校:
基本的には授業の予習復習と課題を中心にやっていました。ただ模試の復習を徹底的にやるようになりました。具体的に、英語であればわからない表現や単語はリストを作成して覚えこみ、数学はできなかった問題をiPadで写真に収め、約1か月ごとにそのできない問題に取り組みました。確か高2までは模試で理科がなかったので数英を中心に復習しました。
英語や数学についてはこれ以外にも秋以降は自分で参考書を少し買ってやりこみました。具体的な参考書の紹介は別の記事に書きます。

高2 東進:
数学では1Aと2Bの総合問題講座、英語は主に長文読解の講座を受講していました。

→学校については高1同様にやりつつ模試の復習をやるのがよいですね。高1でも模試はあったので当時から模試の復習に力を入れるべきだったとは感じています。東進については1A、2Bの総合問題講座は入試の形式にも近くいろんな問題に触れるという意味ではとてもよかったです。ただ、東進で予習しただけの数学2Bについては深く理解できていなかったので少し自分には早すぎたような気もします。このあたりから東進で無駄に講座をとるべきでないことを悟ったので無駄な講座を取ることは基本的にはなくなりました。英語については高1で文法は習得できたので、このころから長文読解にかなり時間を当てれたことはアドバンテージになったと思います。

高3

高3 学校 4~7月
実感はあまりないものの受験生になり、気合を入れていきました(笑)
正直言うと高3は全体的にあまり授業を聞いていません。学校で斡旋された問題集や既習分野の大学の過去問を徐々に始めました。授業中、英語は自分で作成したリストを覚え、数学は2、3問メモしておいてじっくり考える時間にあてました。理科にも本格的に力を入れ始め、化学は有機・無機分野の暗記に徹していました。物理だけは授業のレベルも高かったのでしっかり授業を受けていました。

高3 学校 8~12月
受験生の自覚をきっちり持つようになり、夏休みは一日10時間以上は必ず勉強しました。夏休み明けからは毎週のように模試を受け、その復習と過去問演習でほとんどの時間は使いました。模試で見つかった苦手分野の問題集を解きました。

高3 学校 受験直前
もうひたすら過去問演習と苦手箇所の問題演習でした。

高3 東進
基本的に過去問演習講座のみやりました。自習場所として利用していました。

→東進の使い方としてはよし。どうしても受験の出題範囲を終えるのが学校の授業では遅いので春からそれを見越して先取りできたことは大きかったです。高校のレベルにもよると思いますが、進度が遅いと感じたら授業は無視して自分に必要なことをやるべきです。進度が遅くて入試に間に合わなかったという言い訳は無駄です、なんたってライバルは首都圏をはじめとする中高一貫の進学校なのですから。
学校も東進ももはや自習しに行く場となっていました。(家であまり集中できない身としてはそれだけでとてもありがたい。)


こんな感じで特に高度なことをやっていたわけでもなく、基礎基本にこだわってコツコツと勉強していた感じです。これでも受験でライバルに勝つ勝算は十分にあります。焦って基礎をないがしろにすることだけはやめていただきたい。


次回は「2.私の感じた受験についての地方と都市の差」について述べようと思います。
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