マスカレ型斬機
斬機と言えば、年明け頃からFWDを主軸としたプロテクト型斬機が主流（？）ですが、リトルナイトやグレニャードが実装されたので、マスカレーナを採用したマスカレ型斬機が作れないかと考えて、構築を色々と試していました。ある程度、構築が定まってきたので、展開ルートなどを纏めて残しておきます。Xで見る斬機レシピにはマスカレーナ採用しているケースが少ないので、あまり良いデッキではないのかもしれないですが、斬機愛好家の方の一助になればと思います。
斬機サイバースと言えば、フリーダムさんの解説記事が参考になるので、一度読んでおくとよいかと思います。
なお、本記事はただの酒クズが書いているので、実績とか構築の強さとかは、深く追求しないでください。
これは斬機サイバースで勝った負けたを楽しむための記事です。
【デッキレシピ】
7/18時点のレシピは下記になります。
【最終盤面】
必要手札：サーキュラー＋手札からSSできるカード2体分
最終盤面：FWD・シンギュラリティ
FWD・ネオテンペスト（マスカレーナ効果付与）
マスカレーナ
斬機超階乗（⇒ダイア込みラプラシアン）
【展開ルート】
(1)サーキュラーSS（シグマを墓地へ）
(2)シグマ効果でSS。サーキュラー効果で超階乗サーチ
(3)2体でダランベルシアンSS。ダランベルシアン効果でダイアサーチ
(4)ダイアNS。ダイア効果でシグマSS。
(5)2体でスプラッシュメイジSS。
メイジ効果で1体（レベル４サイバース）蘇生。
(6)レベル４サイバース1体でリンクデコーダーSS。
(7)スプラッシュメイジとリンクデコーダーでトランスコードトーカーSS。
リンクデコーダー効果で蘇生。
トランスコードトーカー効果でスプラッシュメイジ蘇生。
(8)トランス、メイジ、デコーダーの3体でFWDシンギュラリティSS。
(9)手札から1体SS。2体でクリスタルハートSS。
クリスタルハート効果でトランスコードトーカー蘇生。
(10)手札から1体SS。
クリスタルハートと1体でVLANヒドラSS。
(11)VLANヒドラ効果でトランスコードトーカーをトークンに3体に変換。
(12)トークン2体でマスカレーナSS。
(13)VLAヒドラ、マスカレーナ、トークンの3体でネオテンペストSS。
シンギュラリティ効果でマスカレーナ蘇生
※手札からSSできるカード2体分はアディオン・サブトラ、パラレルエクシード（2体分）、グレニャード、ガッチリのいずれか2枚。
【できること】
FWD・シンギュラリティ ⇒１～2枚バウンス。条件付きリンク蘇生。
FWD・ネオテンペスト（破壊耐性）⇒ディセーブルム・アグリゲーターの2妨害。
斬機超階乗 ⇒ダイア込みラプラシアン
マスカレーナ ⇒ラプラシアンからリトルナイト（破壊耐性）
⇒リトルナイトで1枚除外、効果発動で1体除外。
上振れグレニャード（墓地）⇒マスカレーナまたはリトルナイトトリガ
※リトルナイトはアポロウーサとかにしてもよいかもしれない。
【この展開ルートのメリット】
(1)展開が簡単（だと思う）
プロテクト型斬機は墓地から拾ったり、初手の内容で動き方が少し変わったりと、少々覚えることがあります。
（対戦中、フリーダムさんのノートを見ながら展開して、間違えた結果サレンダーしたり、、、実は最終的に覚えきれてない…）
この展開方法はリンク値を無駄なく順番に出すので、扱いやすいかと思います。ポイントはシンギュラリティの効果で最後にマスカレーナを蘇生することです。
(2)破壊耐性ネオテン
基本の展開ルートにマスカレーナを混ぜ込んでいるので、流行の炎王の破壊効果に対して耐性があります。妥協展開でも、破壊耐性ネオテンを作成するように心がけて展開します。8000打点の破壊耐性・戦闘時効果無効は、それはそれで除去するのが大変です。
(3)妨害の手数が多い
プロテクト型のFWD3種の他に、よくあるのがネオテン＋ヒートソウル盤面ですが、それらと比較する妨害手段が２手ほど多くなります。
まず、リトルナイトだけで2妨害増えますので先攻展開がより硬くなります。
次に、このデッキは基本的にネオテンの効果を全て妨害に回すことを前提にしています。妨害を受けた結果、墓地に斬機３種揃えるために使用することはありますが、プロテクト型のようにドットスケーパーを利用しません。アグリゲーターによる追加妨害が可能で、炎王の孤島などフィールド魔法採用のデッキに対して強くなります。
最後に、グレニャードやガッチリなどの上振れ要素で妨害の質があがります。
【妨害を受けた場合】
妨害を受けたり、手札からSSできるカードが足りないなどで、基本展開ができない場合もあります。
妥協盤面は下記のような盤面になります。
サーキュラー初動
⇒ネオテン（破壊耐性） または、ネオテン＋マスカレ
サーキュラー初動＋手札からのSS1体
⇒ネオテン（破壊耐性）＋シンギュラリティ
妨害を受ける場所でリカバリーの仕方も変わりますので、色々と試してみてください。
妥協展開で必須な増殖するGの受け方ですが、連続リンク展開を多用するデッキなので、どうしても増殖するGに弱いです。
適切に止まれるようにバグースカの採用も一時期試していたのですが、シグマのサイバース縛りが足かせとなり、うまく止まれず。
何かいい回答がないかと探していたのですが・・・
サーキュラーSS（シグマ墓地送り）
相手：増殖するG発動
ダイア（もしくはアディサブ）NS。サーキュラー効果で超階乗サーチ。
2体でマスカレーナ。超階乗伏せ（相手合計2ドロー）
次ターンで超階乗からラプラシアン。
マスカレーナと合わせて2体でリトルナイト（破壊耐性）。
手札に依存しますが、一番現実的な回答じゃないかなと思います。
このケアがしやすいように、アディオンサブトラの枚数は積み増ししたいですね。
あ、ＭＤ運営さん、ダイアの制限解除してもらえると、もっと助かります。
【弱点】
斬機サイバースの宿命ですが、墓地メタや超融合など抗えないものは抗えません。素直に腹を切りましょう。
【採用理由・不採用理由】
(1)アディオン・サブトラ・グレニャード・ガッチリが2枚。
基本展開で手札からSSできるカードを2枚は引き込みたいです。斬機2種は妨害貫通になり、グレニャードとガッチリは上振れ要素になります。
3枚にして重ね引くと1枚SSできなくてロスになるので、間を取って2枚にしています。ここは自由に変更してください。
(2)アクセスコードトーカー不採用
アクセスコードトーカーはあればあったでいいのですが、あまり出しません。というのも、後手で相手の場を破壊してるよりも、ネオテンが暴力で解決します。最近はホルスとか盤面破壊するとめんどくさいことになるのが多くて出番も少なく、3ターン目に出すかな？という感じになっています。
正直、ネオテン＋シンギュラリティがいれば十分です。それでダメならサッパリ諦めましょう。その枠にアルミラージ入れて手札誘発だらけの事故から動けるようにした方がいいと判断しています。
(3)ラプラシアン2枚
基本展開にFWディフェンサーやパラレルエクシードが絡むと、盤面にカードが余る事態が発生します。特に超階乗のために盤面を３つ空けておかないといけないので、先攻ラプラシアンを出して、盤面カード枚数を調整することがあります。
正直、好みですので変えても問題ないかと思います。
(4)スモールワールド3枚
完全には言語化できてないのですが、実はゼロでもよくないかな？と悩んでます。
斬機デッキは、サーキュラーにアクセスするのが命！として、スモールワールド３枚投入が基本！となっているかと思います。
重ね引きなど弱い部分や、そもそもスモールワールド使っている余裕のある環境なのか？など考えています。その枠減らしてデッキ薄くするとか、別の初動カード入れた方がいいのかどうか。
サイバネットマイニングは重ね引いてもコストにできるのでいいのですが、スモールワールドは重ね引くとどうしようもないカードです。
先攻でうららサーチできる点は評価しているので、もう少し悩んでみたいです。
(5)手札誘発の内容
環境に合わせてください。
個人的には、超階乗への墓穴の指名者を無効化したいので、できれば屋敷わらしを入れたいです。また、環境的には、ヴェーラーよりドロールロックバードの方がいいんでしょうか。よくわかりません。
(6)ハーピィの羽根箒
自由枠です。R-ACEや墓地メタカードへの回答として入れています。
【斬機の今後】
(1)ガッチリの効果付与
相手も展開している途中で忘れるのか、結構見落とされます。
「効果を受けない」なので、相手が無駄にカードを発動することで勝ちを拾えることもあります。
ガッチリ効果を安定してネオテンに付与できるルートもあるのですが、マスカレ型とは別軸のデッキになるので、深堀ができていないです。
(2)他のリンクカードの採用
サイバースウィキッドやプロテクトコードトーカーを利用した展開ルートは検討していないので、何かまだ新しい道が見えてくるかもしれないです。
また、シンギュラリティはコスパが悪い？疑いがあり、アストラムなど他に環境に適したカードがないかも検討したいですね。
リトルナイトではなく、アポロウーサなど他のリンクカードも多採用検討の余地があります。（その場合は、グレニャードは別のものに差し替えかもしれないですね）
(3)後手の強さ
先攻はやりきった感あるので、後手をどうにかしたいのですが、拮抗勝負とか入れるのかと言われると？？？
(4)本当のところ
正直に言えば、斬機はTier2.5くらいのパワーだと思うので、MD運営さん、そろそろダイアとパラレルエクシードとサイバネットマイニング返してくれてもいいんですよ。
【おまけ】
元々、このリンク値16盤面を目指して構築やルート開拓を検討していたのですが、かなり上振れした引きをしないと達成困難という結論となり、検討終了しました。
ここから、展開の安定度と盤面強度を維持できるラインを探っていった結果が、上記のマスカレ型斬機になります。
おしまい。
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