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エージェントグロー社外取締役に就任するの巻き

エージェントグローを知ったきっかけ

2020年冬頃、代表である河井さんのTwitterを見たのがきっかけだったと思う。
エッジの効いたツイート、そして一度見たら忘れられないアイコンが印象的で(最近変わったけどw)、気になってHPを見てみると「案件選択制度」「単価評価制度」「2016年5月設立」…

(あれ、うちよりもずっと早く単価で給与を決める仕組みを導入しているやん…)
(しかも設立日に対して社員めっちゃ多いやん…)

当時は単価連動型のSES企業を数社しか知らなかったので、まず存在自体に驚いた。
また、設立3年以内に社員数100名超えを目標としており、エージェントグローはそれを優に超える社員数だったので、一体どのようにしてこれだけのエンジニアを採用できたのか、検討もつかなかった。

テクニケーションが認知されていた!

↑のツイートを見てびっくりした。認知されとるやん!と。

このツイートのあった2021年9月はテクニケーションが有料の求人媒体に掲載し、半年ほど経過した時期だった。
求人媒体に一銭もコストを掛けていなかった(正確にはキャッシュがなくて掛けられなかった)一年目はハローワークやengage経由でたまーに応募が来る程度で月1,2名の採用ペースだったのが、エン転職などに掲載してから今までの倍以上のペースで毎月採用できるようになったのだ。

しかし不思議だった。なぜ河井さんは競合他社を宣伝するのだろう?
単価連動型のSES企業は少ないし、あまり他社のことは口外しない方が自社でエンジニアを採用できるチャンスが増えるのでは?と。
ちなみに、当時僕はエン転職などで採用が捗っていることを競合他社に知られたくなかったので「どうやって採用しているんですか?」と聞かれても「地道にリファラル採用とかですね~」みたいな感じで濁していた。
設立から試行錯誤と低空飛行を続け、ようやく採用手法を確立できたと思ったから。

また、この頃から同業他社を意識するようになった。
河井さんがツイートでピックアップした2社もそうだけど、意外と単価連動型のSES企業が存在し、またそれらが軒並み伸びていることに気付いたのだ。
僕にはいわゆる経営者仲間がいなかったので、自分の意思決定が正しいかどうかの判断がつかず、同業他社の数字と比較することで相対的に正しい・正しくないを判断できると思ったから。

採用のノウハウ公開してるやん!

また驚くべきことが…。
エージェントグローが無料で採用ウェビナーを開催するというのだ。
題目はSES企業のエンジニア採用 ~創業2年で120名採用した手法を教えます~…まさに僕が知りたかったこと。
すぐに申し込んで、その日が来るのを楽しみにしていた。

採用ウェビナーは月次で開催され、最後の第3回まで見終えた感想は「この通り実践すれば確実にSES事業で成功することができるな」
抽象的でなく具体的に、定性的でなく定量的に何をすれば採用できるのか?
そしてその結果どうなるのか?が語りつくされていたのだ。

また、当時テクニケーションが軌道に乗り始めていたのは、ウェビナーで語られていたことの一部を知らずして実践していた為であることに気付いた。
計算していたわけではなく、消去法で考えて「こうするのが合理的じゃない?」という勘が当たっていた為であり、そういう意味で僕は運が良かったと思う。
セミナーを見終えて勘は確信に変わったので、その後の採用ペースはさらに加速し、現在に至っている。

スペースで河井さん、伊藤さんと会話する

平日の業後に木村さん(@hiropunk2077)とZoomで駄弁るのが日課になっていて、今年3月にTwitterのスペース機能を発見し「こっちで話してみない?誰か乱入したら面白そうだし」という流れになり、それ以降はスペースで駄弁るのが日課と化した。
毎日新しい人と会話できるのが非常に刺激的で、これまでほぼ鎖国状態だったテクニケーションがいろんな会社の人と接点を持つきっかけとなった。

そんな中、ついに河井さんと伊藤さんとも会話するチャンスが巡ってきて、
開国して良かったと心底思うのであったw

数か月後、↑のツイートきっかけでエージェントグローのオフィスにお邪魔することに(今観ても色褪せないおもろさw)

エージェントグロー本社にお邪魔する

今年6月、六本木一丁目駅直結の本社へ。
雑談交じりで双方の創業~現在に至るまでのエピソードをざっくばらんにお話していると、その流れで僕にとって超衝撃的な資料の数々を見せていただいた。
それは、果てしない時間とお金を掛けて作り上げてきたであろう、河井さんの分身といっても過言ではない資料だった。
ここで僕はふたつのことに気付いた。

①なぜエージェントグローが成功し続けているのか
理論に基づいた経営戦略とパッション。これだと思う。
どれだけ緻密に戦略を立てても、実行するパッションがなければ絵に描いた餅であり、反対に誰にも負けないパッションがあっても、戦略がないと成功することは難しい。
エージェントグローはこれを高次元で両立しているからこそ、伸び続けているのだ(IR情報)。
加えて、過去の成功パターンに固執せず、常に新たな戦略を考えて実行し続けている。こりゃ他社の追随を許さないわけである。

②本気で業界を変えようとしている
Twitterでの他社の宣伝、採用ノウハウをウェビナー形式で無料公開、そして僕に見せてくれた資料の数々から、河井さん並びにエージェントグローという会社は会社が掲げるミッションを本気で達成しようとしていることを理解した。

~中小企業で働くITエンジニアの労働環境を変える~

なぜなら、自社の利益のことだけを考えたら見返りもなく他社にノウハウをシェアする理由がないから。
このミッションは「エージェントグローの社員」に限定したものではなく「中小企業で働くITエンジニア」を対象としており、そのためのアプローチとしてフェアネス方式®を導入する企業を増やすことを目標として掲げている。
河井さんがSESエンジニアとして働いた経験があるからこそ生まれた発想であり、結果として多くのエンジニアがエージェントグローに集まっていることから、そのミッションは着実に達成へと向かっている。

また、河井さんがノウハウをシェアした会社は軒並み伸びており、今後もそういったSES企業はどんどん増えていくだろう。
(前提としてノウハウだけでなく、各社優秀な経営者と営業、採用担当者が活躍しているからです)
以下一例です。 ※アルファベット順

社外取締役の打診を受けて

最初は驚いたし、どのように返答すべきか非常に悩んだ。
僕も自分なりの理論に基づいてテクニケーションを経営してきたし、それは結果的に正しかったと自負している。
でも、エージェントグローにとっては既に通過した地点であって、後発である僕が提示できるバリューはあるんだろうか?と。

ふと学生時代にバイトをすぐ辞めようと思った出来事を思い出した。
新人の僕は要領が悪く、何度も同じことを教わるも、同じ失敗を繰り返してしまう。
このままでは職場に迷惑をかけてしまうと思い、店長に辞めますと伝えたところ、理由を聞かれたので率直に「ミスばかりして迷惑をかけてしまうから」と伝えた。
すると店長から慰留され、こう言われた。

「自分の評価は自分が決めるのではなく、他人が決めるものだ」と。

目から鱗だった。どうやら真面目に仕事をしていたことは伝わっていたらしい。
その後の僕の人生観は他人からの評価が自分の価値であると思うようになった。
つまり、河井さんが打診してくれたということは、何か自分にできることがあるのではないかと。
半日ほど考え抜いた結果、僭越ながらお受けすることを決意したのであった。

株式会社エージェントグローの社外取締役に西田拳 氏(現 テクニケーション社 代表取締役)が就任いたします|株式会社エージェントグローのプレスリリース (prtimes.jp)

今後について

テクニケーション設立時は、集まってくれた人たちがハッピーになれば良いと思っていた。
何者でもない一個人が社会や業界のことを考える余裕なんて1mmもなかったのだ。

でも、本気で掲げたミッションを達成しようとするエージェントグローの存在を知り、それを達成した結果として自分を含むみんながハッピーになれるんじゃないかと思えたので、今後はエージェントグローの掲げるミッションを達成するために必要なことをしていこうと思う。
それはエージェントグローの成長に寄与することもそうだし、テクニケーションを成長させることもそう。
やることはこれまでと一緒だけど、目的意識の有無がきっと何かしらの形で結果に反映されると思うから。

終わり

長くなってしまったけど、エージェントグロー社外取締役就任の経緯でした。
ほかにも気になることがあればTwitterのDMからお気軽にご連絡ください!

最後にエージェントグローの皆さま、直接的に関わりがあるかは未知数ですが、仲良くしていただけますと幸いですw

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