恋愛について
自分は、自分が思っているより女々しいみたいだ。
最近になって、別れた彼女のことをふと思い出す時がある。
元カノとは、高2の秋から高校卒業まで、1年と半年付き合っていた。
(受験期の12月からは、ほとんど会話もしてなかったけど)
付き合い始めたのは、僕からのアプローチ。
別れたのは、あっちのLINE。
まぁ、行く大学が違うので、多分別れることになるんだろうなってことはわかってた。
あの時は、僕も第1志望の大学に落ちてしまい、精神的に参っていた。
そのタイミングで来た別れ話に、『あぁ、うん、おっけい』みたいな感じで、超絶ぶっきらぼうに返してしまった。
今思えば、あまりに人の心がない。もっと悲しめよ!
でもあの時は、もう悲しみの容量が残ってなかった。悲しみを受け止めきれてなかったんだと思う。
その後、大学関係が落ち着いて、ふと、
『あ、俺、別れたのか』と気づく時が何度かあった。
思い出せれるのが全て楽しかった思い出ってのがまた辛い。
最近になっても、ふと、
『あの時別れてなかったら、今頃どうしてるんだろう』
とか考えてる自分が恥ずかしくなる。
どうやら僕は、僕が思っているより女々しいみたいだ。
『逃げ恥』を見て
ガッキーと星野源の結婚ニュースを見て初めて、僕は逃げ恥を見た。
正直、超面白かった。こんなおもしろうドラマを見ないで俺は今まで何をやってたんだろう、と思った。
『俺のとこにもこんな可愛い家事代行来ないかな』と、全国の男が思ったはずだ。
で、逃げ恥の登場人物のセリフの中で、印象に残ったものがある。
それは、森山みくりの友達のやっさんが、言った一言
『それって、初めての彼女に興奮してるだけなんじゃないの?』
本当のセリフはちょっと違ったかもしれないが、こんなニュアンスだった。
これを聞いて少しハッとした。
『俺はどうだったんだろう。』
高1の時に付き合っていた人もいたが、1ヶ月で別れているため、ちゃんとした恋愛は元カノが初めてだった。
『確かに楽しかった。手を繋いだり、抱きしめたりしたらドキドキもしてたけど、それは、その相手だからドキドキしてたのか、それとも、初めて女性とそういうことをしたから興奮していただけなのか』
この問いに答えを出すのは難しかった。
恋愛=性的欲求
『いや、あの人だからドキドキしたんだ!』と言い張りたい自分と、『でも、他の人でもドキドキしただろうな』と思う自分がいる。
で、今まで考えてきて、恋愛のドキドキってのは、ほとんど性的興奮なのではないか、という結論に至った。
確か、芥川龍之介も似たようなことを言っていた。
初めての体験という性的興奮を、愛だとか誤認識して結婚とかしないために、やはり、若いうちにある程度の人と付き合う経験は必須な気がする。
自分の中で、『これはこの人だからドキドキするんだ!』と、胸張って言えるように、頑張りたいと思います。
それではおやすみなさい。
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