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【建築観察】素材の強度と腐食

木の角材で作られた柵。腐食による木材の劣化を防ぐため、地面と接する部分は丸鋼が使われている。また、地面は砂利敷きにし、水はねを軽減する配慮もされている。さらに、柵が自立する強度を確保するため、足元と同じ細い丸鋼で柵を壁とつなげる転倒防止もされている。この転倒防止策は木材でもできるが、丸鋼にすることで目立ちにくくなり、木材の存在のみ感じられるよう、配慮されている。

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