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二酸化炭素で発電

温泉が豊富湧き出る日本は地熱発電にむいている。

でも、太陽光発電や風力発電のように普及していないのは何故だろう?
地熱発電施設を作るには、地下数km~数十km の井戸を掘り、熱水や蒸気を汲み出して利用する。この掘削には数億円の費用が必要だ。これだけ費用をかけても熱水が出てこない、熱水量が十分でないと発電には適せず事業化に至らないことがある。膨大な費用が必要な点が地熱発電が広まらない大きな理由だ。

では、『そもそも熱水を汲み上げる必要があるのか?』と、発電手法そのものを変えようとしているのが、今回のプロジェクトになる。

なんと、熱水に頼る代わりに、CO2を注入するのだ。高温状態にある地熱層中にCO2を圧入し、高温になったCO2を回収することでタービンを回して発電することができるようだ。


『参考資料』

https://energy-shift.com/news/73192dea-2de2-41c1-a600-930f62e1de73

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