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防潮堤と潮流発電

東京工業大学の高木教授らは潮の満ち引きのエネルギーで発電する潮流発電と、災害時の津波や高潮を食い止める防潮堤機能をあわせ持った港の設置シミュレーションを行っている。

これまで、地上に高い壁を築くタイプの防潮堤は船が接岸しにくくなったり、景観を損ねるため、建設が進んでいない。

高木教授が着目したのは可動式の防潮堤だ。海上に設置して電気で駆動する。普段は船の往来のため水面下に格納する。高潮や津波発生などの緊急時に一部分がせり出し、壁になる。
この可動式の防潮堤に使う壁で30センチメートルほどの狭い隙間を複数つくり、隙間にタービンを設置して発電機能を持たせています。

『参考資料』

https://educ.titech.ac.jp/tse/news/2021_01/060208.html

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC083GM0Y3A101C2000000/

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