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バードストライク対策

日本気象協会は、風車に鳥類が衝突する「バードストライク」を自動で監視するシステムを開発し、国内で稼働する商業用の洋上風力発電施設に2023年3月、初めて導入した。

自動検知システムでは、赤外線カメラとAIを使う。洋上風力の基礎部などに設置した赤外線カメラで風車周辺の動画を撮影し、陸地にある管理事務所のパソコンに転送する。その映像を基にAIが鳥類に近い飛行物を判別し、鳥類の風車への接近を自動で検知する。赤外線カメラを使用することで、昼夜を問わず検知できる。

将来的には、風車の制御系統と組み合わせることで、希少な鳥類の飛来を検知したときに、風車の回転を自動で停止できるようにする。

『参考資料』

https://www.jwa.or.jp/service/energy-management/assessment-04/

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