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海は微生物のスープ『ゲノマイミング』

海は微生物のスープだ。平均的な海水1リットルには約10億個の細菌と100億個のウイルスが含まれている。スープに浸かって暮らす海洋の生物たちは、自分の身を守る様々な化合物を作り出す。

しかし、長らく海の生物に由来する薬の研究は遅れてきた。海洋由来の生物を実験室で育てることは難しい。しかも海中とは異なる環境で、それらの生物に身を守る化学物質を作らせるのは至難の技だった。

ゲノム科学が進み、現在では海洋生物のゲノムと化合物よ組み合わせにより、飼育の過程をへずに有望な薬を絞り込めるようになってきている。


英ストラスクライド大学の海洋微生物化学者、キャサリン・ダンカン氏は「ゲノムマイニング」と呼んでいる。

『参考資料』

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC22BOO0S2A820C2000000/

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