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植物の揺らぐ性別

植物は、雄花、雌花、そして両者が共存した「両性花」など性別を揺らがせながら、多様な進化をとげてきた。

岡山大学の研究で、性別を持つ柿の花が、祖先である両性花へ先祖返りする仕組みを解明、その中心的な働きをしている新しい遺伝子を発見した。

柿の雄花に本研究で発見した遺伝子を働かせることで、両性花へ人工的に変えることに成功しました。これは、植物進化の中で繰り返されている「揺らぐ性別」の仕組みを解明したものであり、作物の性別を自由に制御し、果実を安定的に得る新しい技術に発展していく可能性がある。

『参考資料』
https://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id938.html

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