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牛フンで飛ぶロケット

民間企業のインターステラテクノロジズが開発している新型ロケット「ZERO」の燃料は、牛のフンや尿からつくった液化バイオメタンです。ロケットの打ち上げには、他の物質を含まず純度の高い液化メタンが必要です。
牛フンから液化メタンを作るには、牛のフンや尿を回収して発酵させ、発生したガスを専用のトラックでプラントに運びます。そこでガス中のメタンと二酸化炭素を分離した後、液体窒素を使って約-160℃まで冷し、メタンを液化させます。
燃焼試験で、牛フン由来の液化バイオメタンが使用できることも確認されました。
日本有数の牧場数を誇る北海道。燃料の地産地消、目の付け所がすごい!!
 
『参考資料』
https://www.istellartech.com/news/press/8528

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