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HHKBについて気になる2つのこと

HHKB Pro 2 (Happy Hacking Keyboard Professional 2. 以下 HHKB) を10年近く大事に使っておきながら, ちょいちょいHHKBのネガティブなポイントをググってしまいます. 性格悪いですね.

まあ, タイトルで「HHKB最悪」としておきながら「それでも手放せない理由」とかで締めたりする, 釣り記事が多くちょっと辟易しています.

この記事では, 個人的に思うHHKBの気に入らないポイントを2つ挙げます. ちなみにUS配列ユーザなので, 日本語配列にはマッチしない指摘かなとも思います.

Backspace (Delete) キーの場所が悪い!

刻印こそ 「Delete」ですが, ディップスイッチの設定でBackspaceに変更できます. 必要なのはDeleteよりBackspaceだと思うので, ぼくはそのように設定して使っています.

一般的なUS配列のキーボードを見ていただきたいのですが, そのほとんどがエンターキーの上にBackspaceではなくバックスラッシュ (パイプ) を配置しています.

別のキーボードからHHKBのスイッチしたとき, このあたりのキーが最も誤爆率が高いです.

このキーレイアウトはHHKBの解せないポイントのひとつです. ControlをAの左に配置するのはわかります. 本来のAの左はCapslockで, これをControlに変更するオプションを多くのキーボードが用意しているし, ソフトウェア的に変更する手段も定番的に提供されていますから.

スペースバーがうるさい

スペースキーを押したときの打鍵音が少々うるさく感じます. 心地いいとはいえないやかましさを伴います.

スペースキーは押される頻度が多く, キー幅が大きいので, そのぶんだけうるさいのだろうと考えると不可避な問題かなとも思います. また, スペースキーだけキーキャップの素材が異なるという話をどこかで読んだことがありました. これは裏を取ったわけではありませんが…….

この点については, 経年劣化も作用しているかもしれませんし, Type-Sモデルを選択していたらそこまで気にならなかったかもしれません. ただ, それなりに高額なキーボードではあるし, ちょっと工夫があってもいいのかもなと思うポイントではあります.

とはいえ

最後にHHKBをヨイショしたいとは思いませんが, 10年近く付き合い続けている大事な相棒のひとつではあります.

HHKBの良い点はヨソにたくさん書いてあると思いますし, 概ねぼくも賛同しているし, だからこそ使い続けています.

長く使っているユーザーとして感じたウィークポイントをこの記事では述べてみました. 購入を考えている人や, 現ユーザーの人への参考になれば幸いです.

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