アレゴリカル手羽先唐揚げ出版社

手羽先唐揚げをこよなく愛するユニットが好きに書いています。音楽性の違いを認識しつつ、ビ…

アレゴリカル手羽先唐揚げ出版社

手羽先唐揚げをこよなく愛するユニットが好きに書いています。音楽性の違いを認識しつつ、ビジネスから小説、書評、哲学などそれぞれの個性で色々書いてます。手羽先唐揚げとクラフトジンジャーエールのお店もやっていく未定の予定です。

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記事一覧

【読書】『〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす: 正義の反対は別の正義か』(朱喜哲)

多様性はとても大切だ。だが、各々が異なる価値観を持ちながら共生する社会を想像すると、すぐ…

コミュ障なのかと思っていたら、感情と向き合うのが苦手なのだと気がついた話

ずっと自分のことを「コミュ障」だと思いながら過ごしてきたが、どうも違和感があった。仕事で…

【読書】わからないことを、もっと大切にしたい──『弱さの思想』『「雑」の思想』『…

高橋源一郎と辻信一が10年に及ぶ共同研究を通じて培ってきた思想をまとめた三部作。三冊全てが…

【読書】複雑なものを複雑なままにしておきたい──『弱さの思想』『「雑」の思想』『…

高橋源一郎と辻信一が10年に及ぶ共同研究を通じて培ってきた思想をまとめた三部作。三冊全てが…

【読書】強さと弱さの二項対立を超える──『弱さの思想』『「雑」の思想』『「あいだ…

高橋源一郎と辻信一が10年に及ぶ共同研究を通じて培ってきた思想をまとめた三部作。三冊全てが…

【読書】『うしろめたさの人類学』(松村圭一郎)

以下のエントリでも取り上げた『うしろめたさの人類学』(松村圭一郎著)について、読了後のメ…

千葉雅也「現代思想入門」を読んで

タイトルには似つかわしくない感想かもしれないが、とても勇気づけられる本だった。「フランス…

「共感」が抑圧された社会

とある飲食店に入った。どこにでもあるチェーン店だ。 溌剌とした店員がいる。もしかすると店…

【小説】筑紫国の押領使が毎日大根を二本食べ続けた結果「徒然草」より

-1- その里は、秋から冬に移り変わろうとしていた。 山へ、冷気が頂から流れ込み、その山腹…

【読書】『ネガティヴ・ケイパビリティで生きる ―答えを急がず立ち止まる力』(谷川…

ネガティブ・ケイパビリティ。これは、詩人のジョン・キーツが「不確実なものや未解決のものを…

AIについての備忘録

AIの技術革新が目覚ましい。昨日見たニュースによると、「Microsoft 365 Copilot」を使えば、…

物語としてのメルカリ

子どもの頃から、積極的に他人の人生に関わっていくのは苦手な質である。しかし、自分には直接…

失われた筆跡とプロセスの追憶

仕事で、ノートの代わりに iPad を使っている。Apple Pencil(第2世代)とペーパーライクフィ…

【序文小説】手羽先唐揚げと強引な共通性についてのアレゴリー

金曜の午後七時。 大阪梅田東通りを二人の男が歩いていた。 冬の終わりとも、春先とも言える…

【読書】『〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす: 正義の反対は別の正義か』(朱喜哲)

多様性はとても大切だ。だが、各々が異なる価値観を持ちながら共生する社会を想像すると、すぐ…

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ずっと自分のことを「コミュ障」だと思いながら過ごしてきたが、どうも違和感があった。仕事で…

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物語としてのメルカリ

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