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みんな普通でみんないい

はじめまして。
劇団てあとろ50'新歓公演「できれば笑って」、初ステまであと2日となりました。
役者を務めております二ノ前薄荷です。

今回は「普通の大学生」の役をいただきまして、クセがすごい! な他の役に埋もれないよう頑張っております。

とはいえ、「普通」、これも中々クセのある概念です。
普通の大学生っていったいなんなのでしょうか。
程よく学び、バイトし、サークル活動をし、疲れたら友達と飲みに行ったりなんかして、そういうのが普通なのでしょうか? それは最早イデア的なるものではないでしょうか?

いわゆる「普通」を突き詰めたとき——能力や生活などの全てが普通の人がいたとき、その人はむしろ「理想の人」になってしまいはしないでしょうか。

人間、偏りがあるのが当たり前です。普通です。
それぞれの人にそれぞれの偏りがあり、あるのはそれが一見して分かりやすいかどうかの程度の問題と、あなた自身、私自身から見てどれだけ遠いかの主観的な問題だけなのだと思います。

結局のところ、普通の定義は人によって違っていて、それが衝突を生むこともあれば、救いをくれることもあります。

演劇は、皆さんにとって「普通」の営為ですか?
いいえ、と答える人が多いかもしれません。ですが、演劇が非日常の営みであるとしても、それは人によって違う「普通」が、ぶつかり合って、混ざり合って、昇華されて作られるものだと思います。

私たちの「普通」が皆さんにいい影響をもたらしますように。
「できれば笑って」、学生会館B203でお待ちしております。

↓↓↓以下、公演詳細↓↓↓

劇団てあとろ50’ 51期新歓公演
『できれば笑って』
主宰・脚本・演出:久松凌空

〇日程
2024年
5月9日(木)18:00~
5月10日(金)13:00~/18:30~
5月11日(土)11:00~/15:30~
全5ステージ

〇ご予約(二ノ前薄荷扱い)
https://ticket.corich.jp/apply/313265/007/

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