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世界三大劇場について🏰

こんばんわ!日々エンタメの情報を発信していきます!

世界三大〜って色々ありますよね

▲世界三大美女
クレオパトラ、楊貴妃、小野小町
▲世界三大珍味
トリュフ、キャビア、フォアグラ
▲世界三大法典
ナポレオン法典、ハンムラビ法典、ローマ法大全

が有名なところですかね、エンタメ業界でも色々とありまして、

▲世界三大文豪
シェイクスピア、ゲーテ、ビクトル=ユゴー
▲世界の三大演劇演技体系
スタニスラフスキー・システム、ベルトルト・ブレヒトの演劇芸術、京剧艺术体系(梅蘭芳)
▲世界三大喜劇王
チャールズ・チャップリン、バスター・キートン、ハロルド・ロイド

などがあるみたいです。
その中で、世界三大劇場についてご案内いたします!

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●イタリア「スカラ座」
http://www.teatroallascala.org/en/index.html
ミラノにある国立歌劇場。イタリアオペラ界の最高峰といわれ、プッチーニのトゥーランドットもここで初演されました。荘厳な建物内部に施された豪華な装飾が評判です。
座席数:2,015席

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・歴史
スカラ座が誕生したのは1776年。
火事により灰となったテアトロ・ドゥカーレ劇場に代わる劇場の建築計画を、建築家ピエルマリーニが引き受けた。

新しい劇場の建築場所に選ばれたのは、古いサンタ・マリア・アッラ・スカラ教会のあった場所だったため、自然の流れから、新しいミラノの劇場はその名前を取ることになりました。

現在の建物は2代目のもので、初代の歴史的建築物のテアトロ・ドゥカーレ(Teatro Ducale)は1776年2月25日、謝肉祭のガラ・コンサート後に焼失した。劇場のバルコニー席(palchi)を持つ裕福な90人のミラノ市民がオーストリア大公フェルディナントに新しい劇場の建設と、新劇場完成までの仮劇場の提供を依頼した。

・劇場設備
建設費はバルコニー席(palchi)の売上げで賄われ、各ボックスの持ち主は自席を豪華に飾り立て、スタンダールら観客に強い印象を与えた。劇場はほどなく「スカラ座」の名で知られるようになり、高貴で裕福なミラノ市民の絶好の社交場となった。当時の慣習では、平土間席(プラテア)には座席が無く、観客は出し物を立ったまま鑑賞した。
現在スカラ座にはロビーから入場可能な博物館が付属し、そこでは絵画、草稿、彫像、衣裳やその他オペラに関係する文書など、特別な収蔵品を保有し公開されている。

・特徴
スカラ座のきらびやかな内装は、おとなしい外観からは想像できません。現代社会からタイムスリップしたかのような中世の空間が広がっていて豪華絢爛。赤シートの平土間を囲う並ぶボックス席は6階席まであり、圧巻です。施設の見学ツアーも開催されるほどで、オペラに興味がない方でも、人生で一度は見てほしい内装美術と言えます。

スカラ座は一貫して、バルコニー席の階上に余り裕福でない人でも観劇できるようなガレリア席を設けている。これはロッジョーネ(天井桟敷)と呼ばれる。ロッジョーネへの入口は、通常の正面入口とは別に建物横に造られている。

●フランス「パリ・オペラ座」
https://www.operadeparis.fr/visites/palais-garnier
正式名称はガルニエ宮。19世紀後半にナポレオン3世により建設されました。ネオ・バロック様式の造りで、劇場全体が豪華絢爛。バレエ公演も盛んに行われています。
座席数:1,979席

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1875年に完成したガルニエ宮の呼び名として主に用いられるが、それ以前の劇場にも、またそれらを会場として公演を行うオペラ・バレエ団体にも用いられる場合がある。
1989年にオペラ・バスティーユが新たに完成し、現在は主にここでオペラ公演が行われる。こちらはバスティーユ・オペラ座、新オペラ座とも呼ばれ、単にオペラ座と呼ばれることはまれである。

・歴史
フランスの王立オペラの歴史は1669年にさかのぼる。作曲家ロベール・カンベールと詩人ピエール・ペラン(Pierre Perrin)が、財務総監コルベールの仲立ちでルイ14世に許可され、『音楽アカデミー』ができた。
新オペラ座建設計画が1860年、政令で具体化し、同年12月、ナポレオン3世の第二帝政を称える記念碑的建造物の設計が公募された。
171の応募の中からシャルル・ガルニエの案が採択され、1862年7月21日に最初の礎石が置かれた。
1874年に工事を終え、1875年に落成式が行われた。この劇場は設計者の名から「ガルニエ宮」と呼ばれることとなった。

・特徴
オペラ座の西棟(スクリーブ通り側)は、かつて皇帝だけに許された空間でした。皇帝を乗せた車は、そのまま2階のボックス席まで安全にアクセスするように配慮されていましたが、現在ではここに観光のための一般入場口が設けられています。
建物の中には、「オペラ座図書館 博物館(Bibliotheque-Musee de l’Opera)」が併設されており、開館時間は月曜日から土曜日の10時から17時まで。1669年以降オペラ座で上演された演目の楽譜すべてと、ダンス・歌・音楽に関する資料8万冊が収められています。

●アルゼンチン「テアトロ・コロン」
https://teatrocolon.org.ar/es
アルゼンチンのブエノスアイレスにあるオペラ劇場。ヨーロッパのオフシーズンである5~11月には、世界的に有名な音楽家や楽団が訪れ公演を行っています。
座席数:2,487席 + 立ち見 1,000名

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・歴史
アルゼンチンの首都ブエノスアイレスにある劇場。1908年5月25日に発足し、国の最も象徴的な歴史的モニュメントの1つと考えられています。
当初は五月広場の一角に位置していたが、1880年代の移民増加を機に、
建築家のジュール・デーマーによる監理で工事が進められ、1908年に現在の建物が完成。

・特徴
正面玄関を入ると、床は白大理石のモザイクが施されていて、紅大理石や黄大理石の荘厳な手すりや柱、天井のステンドグラスと玄関ホールが美しいといわれる。大ホールは真紅の垂れ幕に縁取られた舞台で、蹄型に7階建ての観客席が広がる。天井ドームにはラウル・ソルディによる壁画があり、中央には直径が7mもある巨大なシャンデリアが輝く。世界で最も音響効果のいい劇場の一つである。

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中には、劇場案内ツアーを行なっている劇場もあり、
演目を上演していないときでも楽しめて、人々が集まる場所となっているのがとても素敵だなと思います˚✧₊⁎⁺˳✧༚

現在は閉館している劇場も多いですが、いつか世界の劇場へも行ってみたいですね!

新国立劇場さんが各国の劇場をまとめているサイトもありますので、興味がある方はこちらも見てみてください☺︎https://www.nntt.jac.go.jp/centre/library/theatre_w/index.html

ではまたっ✌︎

TEATRO

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