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本日のおすすめ『イチロー』~整体師の「これやっといて!」②~

私はタイトスカートを着ません。
若い時に着たことはあるけれど、もう着ない。
動きが制限されるからです。
自転車通勤ということもあるけど、脚が前後にも左右にも開きずらいから。
膝をつけて、脚を揃えて、座っている姿は美しいと思うけど、ずっと止まっているわけにもいかない。

行儀が良いのは誰のため

バスや電車など、人と隣り合わせで座らないといけない時は、膝を揃えて座って欲しい。座席数が限られているからね。詰めて座るには膝を揃えないと。
でも一人で机に向かっている時に、それは要らないと思う。

私のお店に腰が痛いと言ってくる人の座り姿は、ほぼほぼ腰が丸まっています。骨盤が後傾している姿です。
その時に「座ったままで脚を開いて膝に手をついて前のめりになってみて」と言っても骨盤は後傾したままです。
おっと、四股を踏んだことがないか、と思うのでした。

四股を踏むには足の筋肉が無いと辛い

椅子の無い状態で四股を踏むには足の筋肉をすごく使います。
筋トレをしてね、と言いたいのではないので椅子を使ってください。
筋トレの前に、骨盤が前後に動かない人がとても多いんです。
『腰を入れる』ができないと腰は痛くなります。
まずはガバッと脚を開いてみる。
タイトスカートなんて着ていたらできない(≧▽≦)
バスや電車の中ではやらないでね、邪魔になっちゃうから。
でも机に向かって仕事している時は良いんじゃないかな。

本日のおすすめ『イチローを思い出せ!』

心体義塾さんが良いイチローの写真を載せていてくれました。
イチローを思い描くときに、右手を前に伸ばしてバットを腕に直角に持ち、という映像が浮かぶ人も多いと思いますが、私はこっちです。

これを椅子に座ってやってください。
ここまで開脚ができなくていいです。90度くらいでもいいです。
関節が柔らかいのはいいことだ、とあちこちで見かけますが、筋肉がないのに関節だけ柔らかいと亜脱臼のもとなので。
開脚よりも膝に乗せた手に上半身の体重が乗せられるかです。腰が引けていると乗りません。
さらにこの状態で肩を入れる。
背中が痛い時も、肩甲骨がギシギシの時も、腰が伸びない時も、お尻だけ椅子に残して上半身は椅子に乗っていない感じで、やっといて!

イチローはこれをルーティーンとしてやっていました。調子が悪い時にやるのではなく、日常の動作としてやっている。
椅子無しでやると脚の筋肉も使うので、スポーツをする前にはすごくいい。
でも座り仕事の人にも、骨盤を前後に動かす目的として、いいからね。

ストレッチとは、硬くなってからやる事ではなくて、使う筋肉を使える状態に常にしておく、ということなんだな、と思っています。



すごく喜びます(≧▽≦)きゃっ