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【読書メモ】史上最強の哲学入門

飲茶 著

哲学は好きだけど、難しい本が読めない私にはピッタリ
過去の哲学者を1人ずつ紹介していく形の本だけど
1人1人、話が独立していると言うより、上手く繋げて書いてあるので
終始飽きずに読めた

過去の偉人達から過去の失敗を学ぶ

失敗は失敗ではなく、「出来ない」という
データが取れたんだとよく言うが
自分の経験による失敗に限らず、人の失敗談や過去の国家の失敗などが
残っているおかげで、それを元に今を生きる人たちが新たな施作に
取り組めているのだと感じた。
その反面、「あれ?」今同じこと繰り返してないか?と言う場面も
見受けられた。「歴史は繰り返す」と言うものか。

エピクロス

私が特に好きな哲学者なので、エピクロスのことだけ紹介
快楽主義などで知られる古代ギリシアのヘレニズム期の哲学者。
 エピクロス派の始祖である。
快楽主義というと、贅沢して欲丸出し!みたいなイメージで
捉えられそうですが、そういう意味ではない。
エピクロスの思う「快楽」というのはそもそも
ご飯食べて、しっかり寝れたら十分幸せでしょ。
というミニマリズムな考えである。ちょっと今風だ。
他にも2000年以上も前から、今と変わらない考え方、
今の時代にも通用する価値観の話は多くある。
地球の長い歴史から見れば、
2000年なんてついこの前の話なのかもしれない。

哲学気になるな〜って人のはじめての一冊におすすめ



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