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昨日の日めくり 4月4日

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昨日の一言は、

「備えあれば憂いなし」

そなえあればうれいなし

という言葉です。

【意味】 
普段から準備をしておけば、いざというとき何も心配がないということ。

詳しい解説

【出典】①
『書経』説命中
(伝説の聖人である堯・舜〜周王朝までの天子や諸侯の政治上の心構えや訓戒が記載されている儒教の教典)

殷の宰相、傳説(ふえつ)の言葉

善を慮りて以て動き、
動くこと惟れその時をす。
其の善を有りとせば、その善を喪ひ、
其の能にほこれば、その功を喪ふ。
これ事を事とすれば、乃ち其れ備へ有り。
備へあれば患ひ無し。

【現代語訳】
これが善いと考えてから行動するが、
行動するときは良い時期を待つ(得る)ようにする。
自分が善を持っていると思い上がると、
(善に努めなくなるから)
持っている善を失ってしまう。
自分に能があると思い上がると、
(能を磨かないから)
能力を失ってしまう。
問題のありそうな事についてきちんと対応しておけば、問題に対して備えができた状態になる。
備えができていれば実際の災患(災難)は起きない。


「憂い」は「患(い)」とも書く。

孔子の言葉という説もあります。

【出典】②
「春秋左氏伝」居安思危
(左丘明(孔子の弟子)が書いた中国故事)

居安思危
思則有備
有備無患

安きにありて危うきを思う
思えばすなわち備えあり 
備えあれば憂いなし   

【歴史背景】
春秋時代、晋・宋・斉など十二国の連合軍が、鄭(てい)へ攻め入ろうとした。
鄭は急ぎ十二国で最大国の晋(しん)へ和睦を願い出た。
晋はこれを受け入れ、他の国も進軍を取りやめた。
鄭は晋へお礼として大量の貢物を贈り、大いに喜んだ晋王は、財物を家臣と山分けしようとした。
しかし家臣・魏縫はそれを固辞し、国王へ『晋国が今たいへん順調な時だからこそ、常に将来の危険を思い起こすべきだ。警戒心があってこそ準備することができ、有事に備えて危機を避けることが出来る。』と直訴した。

平時における備えの重要性を説いた『安きにありて危うきを思う(居安思危=きょあんしき)』は、防災や危機管理の心構えを表現した成語である。


書経春秋左氏伝も儒教の教え、孔子の教え、中国の歴史なので、調べると、どちらも由来として出てきました。

【注意】
神仏にお供えする意味でないため、「供えあれば」と書くのは誤り。

【類義】
転ばぬ先の杖
念には念を入れよ
予防は治療に勝る

故事ことわざ辞典ほか

類義のことわざが本当にたくさんあるんです。

予防は治療に勝るの記事

念には念を入れよの記事

転ばぬ先の杖の記事

すでに3月6日の記事で備えるということについて、私の意見を書いてしまっています。

3月6日の記事から一部抜粋。

備えるというのは、物資的なことばかりではなく、避難訓練をするような、何か起きた時の心構えのことでもありますね。

何か起きた時、すぐに状況判断し、どうするべきか動ける子に育って欲しいです。

みんな初めは、何を準備すれば十分かなんて知りませんよね。

だから学ぶ。

そして備える。

あとは自分のできる最善を尽くす。

みなさんは、備えていますか?

備えと合わせて、災害が起きたときの避難場所を家族で確認するなどしていますか?

寝室に外履きの靴を置く、軍手より革手袋の方が良いなど、対応できる備えと術(すべ)を持っていたいですね。

誰も経験していないことは、この備えで十分!なんて、自信はないものですが、警戒心があってこそ準備することができる。だそうですよ😊

備えができていれば実際の災難は起きない。

というのは、完全にはちょっと無理かな💦と思いますけどね。

災難はある日突然降りかかるもので、病気、事件、事故、自然災害に完全に備えるのは不可能ですから💦



4日の二十八宿は「星(せい)」でした。

昨日は山梨に適当にドライブに行きました。

本栖湖により、千円札の富士山が見えるらしい景色を見ましたが雨がパラつく空模様では見えません😅

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たぶんこの場所で富士山が見れたはず。

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その後、道の駅富士川に寄りました。

実は私は、旧富士川町出身だったので、2010年に山梨に名前が移った富士川町を見てみたかったんです。

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昔は太鼓で時を知らせていたんですね⬇️

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富士川町、私が育った旧富士川町より人が多い町でした。

しっかり富士川も流れていて、なるほど富士川町というわけだな、と納得しました。

ちなみに、富士川の読みは"ふじかわ"です。

"ふじがわ"ではないので、ニュースで読み間違われると地元民じゃないな〜と思います。

たぶん、茨城県の人が"いばらぎ"と言われると嫌だわ〜と思う感じです。(いばらき、ですよね)


もう一つ、道の駅しもべにも寄りました。

吊り橋の名前がユニーク。

またきて橋。

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反対側からだと、よってけ橋。

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川に降りれたので、川の水を少し触って、石を観察(しましま模様、斑点模様、平たい石、割れる石など)していたら、また雨が降り始め、慌てて車に引き返しました。

子ども向きのプランではありませんでしたが、途中、足湯にも入り足からぽかぽかしました。

山梨も広いので、いろいろ調べて、また行きたいと思います。


そういえば、私が住んでいるのは静岡県東部なので、山梨も東京も比較的近くに感じます。

(東京には何年も行ってないけど)

でも、同じ静岡県内なのに、浜松まではとても遠く感じます。

はじめから大阪を目指して行くなら、浜松も近いんですが、ちょっと休日にお出掛け🎵というには、足が伸びづらい💦

調べたら東京タワーまでは110キロ、浜松市までは101キロでした。

みなさんも県内だけど、遠くに感じる場所ってありますか?




サポートはお気持ちだけいただきます💖 記事を読んでくださってありがとうございました😊✨