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昨日の日めくり 3月29日

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今日の一言は、

「虫が知らせる」

むしがしらせる


という言葉です。


【意味】
何か不幸な出来事が起こるような、嫌な予感がするという言葉。
前もって心に感じる。予感すること。
これといった理由もなく、いつもとは違った行動をとったことを、後に思い起こして言う言葉。


参考『故事ことわざ・慣用句辞典』ほか


【詳しい解説】

昔は「虫」は人間の体内に棲み、意識や感情に様々な影響を与えると考えられていた。
その虫による潜在意識や感情の動きを表す。
嫌な事の記憶はよく残り、その時の虫の動きまで一緒に記憶されているため、虫が動いて嫌なことを知らせた、と考えらえれていた。

ことわざや慣用句に出てくる「虫」について調べました。

昔々の中国、道教では、人間は生まれた時から体の中に「虫」がいると考えられてきました。

その虫は「三尸(さんし)」と呼ばれる3匹の虫のことで、上尸(じょうし)、中尸(ちゅうし)、下尸(げし)と呼ばれています。

三尸は人間の体の別々のところにいて、様々な症状や欲をうみだします。


《上尸》
人間の頭の中にいて、首から上の病気を引き起こしたり、宝貨を好ませる

《中尸》
人間の腹の中にいて、臓器の病気を引き起こしたり、大食を好ませたりする

《下尸》
人間の足の中にいて、腰から下の病気を引き起こしたり、淫欲を好ませたりする


三尸は人間の心の中の意識や、感情を呼び起こすと言われています。

つまり、人の悪い感情は三尸(虫)が起こすとだ!ということです。

ちなみに、この三尸は60日に一度訪れる庚申(こうしん)という日に、寝ている人間の体から抜け出して、神様にその人間の悪事を告げに行くとされています。

悪事を告げられた人間は寿命を縮められてしまうそうです!


もう一つ別のサイトでは、昔は病気を引き起こすのは「鬼」が悪いと思われていたが、医者たちが「虫」が悪いと広げていったとありました。


鬼が病気の原因だとすると、到底人間の力では倒せず、宗教に頼らなければなりません。

しかし、病気の原因が小さな「虫」ならば、人間である医者でも退治できます

そう考えた医師たちが自分たちの活躍の場を得ようと、体内で悪さをするのは「虫」だという考え方を広め始めます。

「針聞書(はりききがき)」1568年、戦国時代に織田信長が関西諸国を攻めていたころに書かれたという針治療の書物には、63種類もの「腹の虫」たちが描かれています。

なんだか面白いですね。

63種類の腹の虫(笑)どんな虫か全部知りたいかも😄

江戸末期に西洋医学が入ってくると、「腹の虫」たちは消えていって、慣用句だけが残ったそうです。

私は虫が知らせる、というより、夢に見ます。

以前、友人が事故に合う夢を見たので、すぐ連絡したところ、事故はしなかったけど、縁石に乗り上げタイヤがパンクしたそうです。

気をつけていたから、パンクで済んだのかも💦と感謝されました。


あと、知らせるといえば、昔は黒猫も不吉だと言われていましたね。

あの根拠のない迷信は何だろ?と思ったら、輸入された迷信でした。

古来より日本では黒猫を縁起の良いものとしてきました。
明治40年前後くらいまでは、黒猫が“福猫”であるという記述が残っているそうです。
現代の日本で広まっている「黒猫は不吉」のイメージは、それ以降に外国から持ち込まれたものだと考えられるでしょう。
欧米では黒猫は魔女の使い魔、もしくは魔女が変身した姿であると信じられていました。

科学、医学が進んでいない時代の人の想像力は、やっぱり面白いですね。

でも根拠のない迷信で人を殺し、大金が動くんだから、現代に生きてて良かったです😅



29日の二十八宿は「畢(ひつ)」でした。

昨日は夕方、兄嫁と兄の子(5歳の男の子)に少し会ったんですが、うちの子、お客様(同居家族じゃない人)が大好きなので、変な興奮スイッチが入ってしまい、大変でした。

長女は兄嫁と私の会話に割り込んできて、一切雰囲気を読まず、うるさい。

次女は兄の子と仲良く遊んでいて、さすが世話好き(弟以外には)の次女✨

息子は縄跳びできるよ!見て!見て!と10回くらいアピールしてきて、うるさい。

3、40分間のことなのに、なんとも収拾のつかないカオスな現場でした。

10歳の長女は勉強はできます。

責任感もあります。

でも雰囲気は読めません。自分の好きなことしかしません。

5歳の息子とノリが一緒なので、時々なんでこんなに子ども3人全員バラバラのことするの〜!?と思います。

公園に連れて行ったら、3方向に走り出す姉妹弟だということを、改めて思い出しました。

楽しいし、面白いですけどね、育てやすくはない、元気な子たちです💖






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