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22.方言
noteを見ていると、やっぱり関西の人は面白いと思う。
私は親戚に兵庫に住んでいる叔母ちゃんと従兄弟がいる。その叔母ちゃんは私からしたら、関西弁に聞こえる。
でも、もともと静岡県人だから、40年住んでいても、従兄弟たちに発音が違うと言われるらしい。
方言って面白い。
高校の時、電車に乗っていたら
同じ高校の子が
「私さ、○○さ、っていうのはさ、標準語だと思ってたさ、方言って知ってさ、ショックでさ、○○ちゃんはさ、方言って知ってた?」
と話していた。
あんたがたどこさ
と聞きたい気分だった。
私の両親は"じゃん" や "だら"という静岡の方言を使わない。
けれど、私は使う。
ただ、○○さ、という方言は使わないので、県内どころか、市内でも、細かく方言があるんだな、と思う。
そういえば私よりオシャレな兄嫁が、お尻をケツ子どもにおならをされたのを、屁をくらった、と言うのには驚いた。
あと、胸をチチとも言っていた。
ギャップがありすぎる。
可愛らしく穏やかな、心配性な性格なのに、あれは方言なんだろうな。
若い頃、働いていた会社の工場長は、「そこの君」というのを「おい、われ」と普通に呼びかけていた。
別にケンカするわけではない。
同居の義母は無意識に「そんなの屁でもない」とか「クソ暑い」と言う。
本人には自覚がないらしい。
屁とクソ以外は、言葉が汚いと思うことは少ない。
でも娘がひと口おむすびを作っていたら、
「鼻くそ丸めて豆仁丹」と言っていた。
初めて聞いた。
食べ物に対して鼻くそとは汚いな、と思ったけれど、時代と、地域の方言で、腹を立てていても仕方のないことかな?
方言で話すだけで温かみが出る。
素敵なことだな、と思う。
子どもの本で「あれこれたまご」という関西弁の本がある。
いつも、こんな感じかな?という、なんちゃって関西弁で読んでいる。
本場の関西の人に朗読してみて欲しい。
そうしたら、きっともっと楽しい本に感じると思う。
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