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5月2日のことわざ日記

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5月2日の一言は、

「水は方円の器に随う」

みずはほうえんのうつわにしたがう


という言葉です。

【意味】
人は環境や友人によって、良くも悪くも変わるというたとえ。


【詳しい解説】
 四角い器に水を入れれば水も四角い形になり、丸い器に水を入れれば水も円形になる。
転じて、人も環境や付き合う人物いかんで良くも悪くもなるということ。
「方」とは四角のことで、「円」とは円形のこと。

【由来・出典】
孔子『韓非子』
人君為る者は猶盂のごときなり。
民は猶水のごときなり。
盂方なれば水方に、盂圜なれば水圜なり。

【現代語】
君主たる者は水をいれる鉢のようなものである。
人民は、その鉢の中の水のようなもの。
鉢が四角なら水も四角い形となり、鉢が丸ければ水も丸い形を作る。

「随う」は「従う」とも書く。

故事ことわざ辞典より

少し、腑に落ちないことわざです。

人は環境や友人によって、良くも悪くも変わるというたとえ。という意味には納得します。

けど、『韓非子』は君主たる者、とありますよね?

現代において、『韓非子』でいう君主(総理大臣、県知事、市長)が変な発言、政策をしたり、自分の価値観と違う場合、それに従う国民ってどれだけいますかね?

選挙で議員も県知事、市長も選ぶ現代で、自分の生活や仕事がその人たちのせいで悪く変わるなら、変わるのは国民ではなく総理大臣、議員、県知事、市長のほうです。

そこがちょっと、どうなの?と思ってしまいました。

『韓非子』について調べてみました。

Wikipediaより一部抜粋

韓非は性悪説を説く儒家の荀子に学んだといわれ、非違の行いを礼による徳化で矯正するとした荀子の考えに対し、法によって抑えるべきだと主張した。
徹底的に権力の扱い方とその保持について説いている。


最後の一文が、権力に逆らう人は許さない!と言っているようで、なんか怖い説明ですね💦


もう一つ別のサイトも調べました。

上記サイトより一部抜粋

韓非子の名言

慈母には敗子(はいし)あり

情け深い母親には、その愛におぼれてとかく残念な子ができる。

之を利するを以て心と為さば、則ち越人も和し易く、之を害するを以て心と為さば、則ち父子も離れかつ怨まむ。

お互いの利益になるのであれば遠い国の人ともうまくやっていける。一方で損になるのであれば、父と子の間であっても怨みが生じる。

この二つの名言、どちらも母、父が出てくるのに、優しさや、ほんわかさがゼロ。
韓非子さん、親のこと、どう思っていたのよ?


こちらのサイトでも韓非子を下記のようにまとめていました。

「韓非子」は師である荀子の性悪説の立場をさらに発展させ、放っておくと悪の道に進む人間は「法」と「術」によって矯正し、コントロールするべきだとする厳しい法治主義を説きました。

確かに、性悪説の考え方は、人は欲望だらけと言っているけど、厳しいですね。

放っておくと悪の道に進むのが人間。


そう、自分も含めた人間全てを言っちゃうんだから。

その思想の韓非子が言った「水は方円の器に随う」って・・・

法律できっちり、人の欲望を管理すれば、人々はそれに従わざるを得ない。
法律により人は良くも悪くもなる。

という意味にきこえる。

その考え方は嫌だ、と書こうと思いましたが、あおり運転、飲酒運転の厳罰化が思い浮かび、簡単に否定できない気がしました😥


ここまで調べて、性悪説って本当にそういう意味だっけ?と疑問に思いました。


Wikipediaより一部抜粋

ここで言う悪とは、「(人間は様々な意味で)弱い存在」という程度の意味。

「悪=罪(犯罪あるいは悪事)」
という意味では無い。

人間の本性はこのように欲望的存在にすぎないが、後天的努力(すなわち学問を修めること)により公共善を知り、(人間の本性は根本的に変えられないとしても)礼儀を正すことができるとして、(性善説同様に)教育の重要性を説いた。

欲があること、物事に悩んだり、心が弱いことを「悪」という字で表すのも、モヤっとしますが、放っておくと悪の道に進むのが人間。ではなくて、

人間は学ばなければ、自分の欲望だけを満たそうとしてしまう。

と正しくは言いたいのかも。

2歳、3歳の子に、物事が全部自分の思い通りになるわけじゃないことを教えることを"学問"というのは大げさだけど、

人を思いやる気持ち、我慢すること、どうにもならないことがある現実を学ばなければ、自分勝手な大人になるでしょうね。


法で人が良くなる、悪くなる、とは思わないけれど、ことわざの意味に戻り、人は環境や友人によって、良くも悪くも変わるというなら、子どもにとって、我が家を良い環境にしなければ💦

友だちは、類は友を呼ぶ、なのだから、友だちになった時点で同類の部分があるんでしょうね。

自分が自分らしくない悪い方の道に行きそうな時、注意してくれる人を友人としたいです。

家庭の雰囲気(環境)、
笑顔があるかとか、会話があるか、
友だちの雰囲気(環境)、
悪口、うわさ話ばかりしてないかとか、
学校の雰囲気もあると思います。
会社も各会社、各部署で雰囲気違いますよね。
時代の雰囲気もありますね。

子どもだけじゃなく、自分自身も今いる環境を見まわして、自分がその環境を作っている一員・一因であることを意識したいと思いました。


5月2日の二十八宿は「星(せい)」でした。

2日は家族でわらび採りに行きました。

途中で富士山5合目に行き、雪と景色を楽しみました。

天気が良く、駿河湾を一望できました。
伊豆半島が左側に見えます。
右側は静岡市清水の三保あたりです。

雲が近くて、風が強く寒かったです💦
でも景色は最高でした✨

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富士山はここから上は雪が残っています。
空模様も変わりやすいです。
山開き前で登山路の柵も閉まっています。

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素人が気軽になんて、とても登れません。
5合目でも風が強いくらいですから。
この時期、甘く見て登山して、毎年遭難する方がいるんですよね。

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ちっちゃい雪だるまを作ってきました⛄️

その後、わらび採り再開。
肝心のわらびは、あまり採れませんでした。
今年は4月の気温が高かったので、大きく育ち過ぎていました。

義母いわく、見つけるのが楽しいから、あまり採れなくてもいいのよ〜☺️と言ってました。

帰宅したのは夕方5時。
義母が夕飯を作ってくれました。
何でもパパッと作れちゃう義母ですが、メニューはちょっと偏り気味。

作ってくれるだけで十分ありがたいんですが、義母に作ってもらうと、天ぷら、唐揚げ、フライ、という揚げ物メニューが8割。

あとカニ玉風の料理と、茶碗蒸しは義母の得意料理です。

野菜はレタスやきゅうりでスパゲティサラダだったりして、子どもも「ばあばの料理、絶品!」と言って食べます。

毎日栄養を考えて夕飯を作っている私からすると、ママの料理ももっと褒めてよ!と思います。

義母や子どもに、こういう風に感じるということは、まだ心がモヤモヤしているんだな💦

と、2日の自分の心情を振り返って日記を書いています。

連休らしく家族で過ごした一日でした。


今日のタイトル画像は「水風船」で調べました。

ことわざを簡単に説明すると、「水は器の形に従い形を変える」だったので、ヨーヨーの中の水はまあるいんだな、と思ったんです。

今年もお祭りはできそうもありませんが、ヨーヨーの画像で、少しだけ賑やかな楽しいお祭りの喧騒を思い出しました。

稲垣純也さん、ありがとうございました。

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今日も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました😊

サポートはお気持ちだけいただきます💖 記事を読んでくださってありがとうございました😊✨