(✽°o°✽)

ついに長年探してた、うえだ未知先生のデビュー作を見つけられたの、うれし~☆のこと[0,]

※すみません…相手役の男の子が、またしても長髪でして…(この時代の流行)私が描くと女の子になっちゃったので挿絵は省略してます。
m(_ _)m

◇あのコに負けそっ!
○うえだ未知先生
○別冊少女コミック増刊
○1979年8月号
○読切

◇高2になった学年首席の「才輝勝秀(さいきかつひで)」は、クラス替えで同じクラスとなった「春野(はるの)らら」からラブレターと手作りクッキーを渡され告白される。創立祭の実行委員のペアとなったり、勉強に集中したくてやめたテニス部に一緒に出ようと誘われたり、勝秀の母の助手としてシェアハウスとなっていた自宅で一緒に暮らすことになって、事あるごとに彼女に振り回される。ある日、テストで問題がほとんど解けずに終わってしまい、馴れ馴れしい らら に対し勝秀はつい、うるさい!と怒鳴ってしまい…

{◎ラブレター書いたり、クッキー焼いたり、勝秀君の朝食のクロワッサン焼いたり、怒鳴られても、勉強できなくても、テニスが下手でも、落ち込んでも、彼の前では明るく振る舞う、とにかく勝秀君ラヴ♡アプローチする らら が可愛いです。優しくて頭が良い( らら が勝秀君に惚れたのは、怪我したお年寄りを自分の怪我をかえりみずおんぶして助けてたから。勝秀君は父が亡くなり片親となった母親を助けたくて勉強に集中するためテニス部をやめてる)、勝秀君に1年越しの片思いの後、クラス替えで2人が一緒になってますが、一見、勝秀君の事をなんでも知っていそうな らら が、ラストで勝秀君に投げる、ささいな疑問をより可笑しくさせてます。 らら ってば、彼のテニスの評判だけは知らなかったのか…
(^_^;)}

※未収録なので以下、あらすじ。



◆…実は勝秀の答案用紙は、1枚だけ3年生のものが紛れただけだった。しかも平均を上回る成績で先生や友人からも称賛される。しかし勝秀は全くうれしくないのだった… らら に無関係なのに怒鳴ってしまった事を謝ろうとする勝秀だが、テニス部の練習中、らら がチームに迷惑をかけている事に人知れず涙している姿を見た勝秀は、いつも明るく振る舞っていた彼女の別の一面に、声をかけづらくなってしまう。ペア石川君がもう少しリードできれば…遠目で見ながら、やきもきする勝秀は石川君に、ある提案をする。創立祭の直前、 らら のペア石川君がバイク事故で腕を骨折してしまう(しかし実は石川君が勝秀君とペアを交代する事を、皆にすんなり認めさせるための演技。石川君も練習で勝秀と試合するが結局、勝秀君はめちゃくちゃ強くてかなわない)ららは、今まで練習を重ねて、やっと創立祭に間に合うよう息が合うようになったペアの、突然の不在に、試合が失敗してしまえば、勉強も部活も両立できない自分の事を勝秀君にきっとあきられてしまうと思い、その場から泣いて駆け出してしまう。そんな彼女に勝秀は怒鳴ってしまった事を謝り、らら とペアになって欲しいと申し出る。創立祭もテニス試合も、無事に迎えられそうな予感…。しかし…勝秀君のテニスの実力を唯一、知らない らら から「えっ勝秀君って、テニスできるの?勉強ばかりしていてニブそうだけど…」と言われ、ずっこける勝秀君なのでした☆
(おわり)
***

{◎すてきな じょうほう ありがとうございます。Thank you.Your support will be used for research.}