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ゲートボールとためになるコラム 稀に殿堂ゼロ

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デュエル・マスターズで避けられるようになったカードデザイン (1)

デュエルマスターズの20年の歴史の中で、特定の効果が採用されにくくなったり、避けられたりするようになるということがある(わかりやすい例だとランデス)。今回はそれについて紹介していきたいと思う。 なお、デュエプレでも同様の傾向が見られる。 1.任意効果「○○してもよい。」効果が、「○○する。」に置き換わっているという話。 任意効果を増やすと、その効果を使う・使わないの判断を都度迫られるため、プレイ時間を間延びさせかねない。また、効果を解決し忘れたときに任意効果だと巻き戻し

    • 覚醒編ヒストリー ~その時、デュエマが壊れた~ 後編

      筆者の覚醒編に対する(負の)思い入れが強いため、該当時期のデュエマが好きな人はこの記事を見ないほうがいいです。前編はこちら。 2010年12月 殿堂発表+覚醒編第三弾発売デュエマ史上最大規模の殿堂発表 超次元ばかりが強い環境になっていく中で、大規模な新殿堂カードが発表された。 殿堂入り8枚にプレミアム殿堂2枚の計10枚。この数字は過去最大の枚数であり、これより後も2022年3月現在に至るまで、1度に10枚以上を対象とした規制は実施されていない。現代より殿堂入り枚数が抑えら

      • 覚醒編ヒストリー ~その時、デュエマが壊れた~ 前編

        筆者の覚醒編に対する(負の)思い入れが強いため、該当時期のデュエマが好きな人はこの記事を見ないほうがいいです。 「覚醒編でついていけなくなった」「超次元でやめた」 こうした(元)プレイヤーの声は数多く見られるが、10年前ともなると実際にこの頃のデュエマをプレイしていてどのように変化したのかを知っているプレイヤーは多くないのではないかと思う。 今回は、超次元の登場による変化と、何故それまで付いてきていたプレイヤーが離れてしまったのか、それを時系列で振り返りたい。 嵐の前の静

        • デュエプレの環境デッキの紙との違い

          ○番煎じっぽい デュエプレで魔改造されたカード・オリジナルカードは膨大な数となっている。そして、それらが環境の中心にいるため紙と同じものをリリースしてもあまり使われず、さらなる魔改造を招いていると批判を受けることがあるようだ。 【剣誠】や【アポロ】、【メカオー】は高い再現性で早い段階から大型クリーチャーを立てて殴り切ってくると言われているが、TCG版で同時期にあたる戦国編にそのようなハイパワーなデッキはなかった。 では、11弾環境のデッキレシピがTCG版とどのように違うの

        デュエル・マスターズで避けられるようになったカードデザイン (1)

        • 覚醒編ヒストリー ~その時、デュエマが壊れた~ 後編

        • 覚醒編ヒストリー ~その時、デュエマが壊れた~ 前編

        • デュエプレの環境デッキの紙との違い

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          エンペラー・キリコデッキの遍歴

          今もなお根強い人気を誇る《エンペラー・キリコ》。筆者の当時の思い出とデッキレシピの変遷を登場から禁止化まで時系列順にまとめた。 2009年06月 神化編第1弾 《エンペラー・キリコ》登場《エンペラー・キリコ》は神化編1弾に登場し、複数の期間にわたって環境を支配したカードである。 しかし、コスト8の進化クリーチャーを軸にガチデッキとして運用するのは登場時点の環境でも厳しいものがあった。 《ジェニー》《パクリオ》《ソルアド》《ロスト》のハンデスが飛び交う環境でこの重さの進化をキ

          エンペラー・キリコデッキの遍歴

          デュエマの新殿堂時期の規則性

          殿堂発表。 それはデッキ内に採用できるカードの上限が減り、環境がガラリと変わり、同時にカードの市場価格が大きく変化するイベントでもある。 「どうせそろそろ殿堂が来て使えなくなるから組むのやめよう」とか「もうじき殿堂発表の時期だから売っておこう」とか算段を立てるプレイヤーは多い。 しかし、一体どの時期に新殿堂が来るかはわからないという人も多いのではないだろうか。こないだ新殿堂環境始まったし当面来ないだろwと腹を括っていたら新殿堂発表!とかやられてひっくり返った経験があるプレイ

          デュエマの新殿堂時期の規則性

          デュエマ 06年夏(SGL)の環境について

           所謂不死鳥編環境のゲートボールをやる際の参考になれば。  自分は当時やっていたわけではないので又聞きや公式大会の結果を踏まえてさらっと解説。 レギュレーション オープンクラスは大会開催時までに発売したすべてのカードが使用可能、殿堂入りの枚数制限を適用。早い話が現代のデュエマでもスタンダードな殿堂ルールである。  一方のレギュラー以下のクラスではベスチャレ以降のカードしか使えない限定構築戦。春の大会ではOPのみが限定構築戦だったため、OP・RGの関係が入れ替わる形になって

          デュエマ 06年夏(SGL)の環境について

          【ゲートボール】神化編黒キリコミラー

          神化編のトップメタの黒入り【エンペラー・キリコ】。筆者にとっては初めて権利戦で優勝させてくれた思い出深いデッキ。 このデッキの生い立ち《エンペラー・キリコ》の登場は神化編1弾であり、デッキとして成立したのもそこになる。 登場当初はやはりそのコスト8・進化クリーチャーという重さがネックとなり、「派手で面白いデッキ」止まりで、構築も洗練されてはいなかった。 しかしその年の秋、《星域》登場と主流デッキの殿堂入りに伴う弱体化で【エンペラー・キリコ】は一躍トップメタに躍り出る。

          【ゲートボール】神化編黒キリコミラー

          デュエマが極神編で起こした変革 その1

          デュエマは極神編までとそれより後とでゲーム性が大きく変わった。 これは新規カードと殿堂入りによる部分が大きいのだが、そもそも何故そうしなければならなかったのか?それまでの何がまずかったのか? その意図を紐解いていきたい。 不死鳥編でのユーザー離れ2006年3月(転生編4弾発売ごろ)に合併したタカラトミーがそれまでのデュエルマスターズのゲームバランスの不安定さを問題視し、不死鳥編で健全化を図ろうとしたというのは割と有名な話。 同時期に《ボルバルザーク》・《裁》、不死鳥編で《サ

          デュエマが極神編で起こした変革 その1

          デュエマwikiの殿堂入り誤情報まとめ

          21/10/24 追記 現在はいずれも修正されている模様。よかったよかった。 DMwikiは主観的な評価の集まりであるため正しい保証はない。 しかし、殿堂入りの日時という本来は間違えようがないものにも誤りがあることが判明している。古い時代の殿堂入り日時データはソースも見つけるのはひと手間かかり公式も掲載していないため、wikiを見て外部サイトの記事を書く人も多く、それがさらなる誤りを生んでいる。 殿堂カード - デュエル・マスターズ Wiki 今回はこのページの誤った殿

          デュエマwikiの殿堂入り誤情報まとめ

          不死鳥編後半~極神編の環境の思い出

          ここらへんについて詳しく書かれたところがあまり見当たらないので。 不死鳥編で売上が落ち込み戦国編でリブート期を迎える、デュエマのV字回復の過渡期と言える時期であったことから、語る人が少ないのも当然なのかもしれない。 かくいう自分もここは最初に引退して復帰する直前・直後の時期であるため、当時続けていたプレイヤーから聞いた話や、各大会の結果、当時のプレイヤーのブログ・個人サイト、そして実体験から伺い知れる内容を時系列順に書いていきたい。 2007年1月 グランドチャンピオンシ

          不死鳥編後半~極神編の環境の思い出

          銀河転生(転生サイクリカ・カリヤドネ)の歴史

          超天篇以降、殿堂ゼロのトップメタに君臨している【銀河転生】だが、そのデッキレシピは少しずつ変化している。 今回はカードプールの増加でどのようにデッキが強化されてきたのか、および周囲を取り巻く環境の変化を時系列順に紹介したい。 2019年3月 超天篇1弾発売 双極編までの殿堂ゼロ環境は、速度は並だが高いデッキパワーを誇る【大地サイクリカ】、速さで轢き殺せる代わりに脆い【赤単轟轟轟】、【大地サイクリカ】には弱いが受けの厚い【キクパト】【ジョバンニ】etcの三竦みが成立していた。

          銀河転生(転生サイクリカ・カリヤドネ)の歴史

          最弱のクリーチャーは何か

          デュエルマスターズ最弱のクリーチャーとして《アクア・マスター》や《エターナル・ムーン》といった有名カードの名前が挙がることが多いが、それらは果たして本当に最弱カードなのだろうか。 デュエルマスターズというTCGの特殊な点として、あらゆるカードをマナに置くことが出来ることが挙げられる。 その時々で不要なカードをマナゾーンに置くという当たり前のように行う行為。 これはすなわち、どんな弱いカードであってもマナ置きすることでリソースに変換出来るということである。 マナに置いてしまえ

          最弱のクリーチャーは何か

          旧枠デュエマPREMIUMの問題点

          「現環境に辟易としている・飽きが来た」というプレイヤーが多い時期にはカジュアルフォーマットが小さなブームを起こす。 特に、昨今は懐古系レギュレーションの躍進が目覚ましい。 去年までのデュエマでは該当するものとしてデュエマクラシック・旧枠デュエマプレミアムが登場した。しかし、前者がYouTuberを中心に流行の兆しを見せたのに対して、後者が流行っているとは到底言い難い。 要因は複数あるだろうが、筆者は旧枠デュエマのレギュレーションを見た時に強く「懐古レギュはコレジャナイ」と感

          旧枠デュエマPREMIUMの問題点

          あの頃のデュエマ デッキリスト

          最近何も書いてないので、以前何かに使おうと思って書き溜めていたゲートボールのデッキリストを公開。期間は筆者が最初に復帰する少し前の極神からDSまで(革命編以降はGPからリストいくらでも拾えるんで)。 殿堂の時期はばらつきがあります。 ゲートボールするときの参考にどうぞ 極神編 除去ガーディアン ハッシュ:【77fae4f2f8e171b98c98d2101faa7838】 牙デルフィン ハッシュ:【d70794d82bca8145aa129cbc5a398fb0】

          あの頃のデュエマ デッキリスト

          殿堂入り統計データ(2020/01/01時点)

          109枚。 現在のデュエルマスターズのプレミアム殿堂・殿堂入りカードの合計枚数である。 歴史が長いとはいえ、現行のレギュレーションでこれほど膨大な規制カードを抱えるTCGというのも珍しい(少なくとも筆者は他だと遊戯王くらいしか知らない)。 今回はこれまでプレ殿・殿堂入りしたカードの統計データをまとめた。 統計学専攻してたとかではないので統計と呼べるほどのものかは知りません。 同じようなことしてる人いないかな、と思ってググったら似たような記事がヒットしたが、年数が経ってリスト

          殿堂入り統計データ(2020/01/01時点)