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祇園祭の山鉾パワーをあなたに。
朝日みうです。
昨夜、祇園祭の山鉾を見に行きました。
曳き初めの後の山鉾たちはその熱気が残っていて、山鉾に乗った囃子方の方々のお囃子が美しく力強く響いていて、本当に素敵でした。
昨夜は京都の夏としては涼しくて、人もそこまでいなかった印象もありましたし……。
見に行って、凄く元気をもらった気がするので、皆さんにもシェアさせていただきます。
少しでも幸せを感じていただければ嬉しいです。
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☀この記事はクロサキナオさんの企画参加記事です☀
#クロサキナオの2024SummerBash
https://note.com/kurosakina0/n/nca6ac9a35baa
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悩みがどうでもよくなりました。
最近、私の目標に対して批判を受けた事があって。
気にしないようにしよう、と思いながらも、「自分が間違ってるのかな」「私がおかしいのかな」と悩んでしまっていました。
でも、今日山鉾を見に行って、素敵なお囃子を耳にして。
この京都に住んでいるのに落ち込んでちゃいけない、と強く思いました。
京都にはこの時期、山鉾を見ようと日本全国から、遥か遠い国からやってくる人達が沢山います。
中には、一生に一度の機会だと思っている人だっているはずです。
その人達からみれば、私はとても恵まれているんじゃないか、と思いました。
一応ですが、自慢しているつもりはないです。
私もここまで来るのに、決して平坦な道を歩んできたわけではありません。
ずっと苦しくて、何年も寝込んで、いじめの加害者に町で偶然会うのが怖くて(地方だと人口が少ないので、そういった可能性は大いにあります。噂が広まるスピードも速いですし……。)、ずっと家に閉じこもっていたこともありました。
でも、それを乗り越えて、今は恵まれた環境にいると思っています。
京都に住み始めて、行こうと思えばいつでも京都の素敵な場所に行ける。
(昨夜だって、宵々山でも宵山でもないので人が比較的少なく、写真が撮り放題でした。京都に住んでいるからこその楽しみ方だったと思います。)
それってとてもありがたいこと、ですね。
だから、マイナスのことを数えるより、この幸せに感謝して生きていきたいなと思ったのでした。
心が清められた感じでした。
そう思えたのは、夜に浮かぶ提灯の灯りの美しさ、そしてお囃子の明るさのおかげだったと思います。
日本らしい優しい灯りの輝き。
![](https://assets.st-note.com/img/1720803509858-ZkH3URnFZA.jpg?width=1200)
それも京都ならでは、な気がします。
祭を盛り上げる、神様に捧げる音楽。
![](https://assets.st-note.com/img/1720803561801-UON0tAoqyx.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1720803561831-4wiJQWjHiO.jpg?width=1200)
それらを見て、聞いていて、私の心まで綺麗に洗われて、元気をもらえたような気がしました。
見に行った山鉾紹介。
ここからは、昨夜曳き初めが終わり、ライトアップされていた山鉾をシェアさせていただきます。
少しでも雰囲気が伝わったら嬉しいです。
長刀鉾
祇園祭といえば、な鉾ですね。
男性しか乗ることが許されないとのこと。
![](https://assets.st-note.com/img/1720802317911-JY9XTnS1gX.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1720802317912-uSYvJwskBW.jpg?width=1200)
函谷鉾
斉の孟嘗君が、鶏の声で函谷関を脱出できたという故事に因むそうです。
個人的には、お囃子の途中の甲高い笛の音が特徴的だと思いました。
![](https://assets.st-note.com/img/1720804009534-0Ma10yiLzL.jpg?width=1200)
菊水鉾
昔から町内にある井戸から名付けられたそうです。
先日の神輿洗いの時も、鴨川沿いのお屋敷でお囃子を奏でていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1720804189823-rLzWOERuiQ.jpg?width=1200)
月鉾
山鉾の中で最も大きく重い鉾だそうです。
前後には日光東照宮の眠り猫で知られる左甚五郎の作品といわれる兎がいます。
![](https://assets.st-note.com/img/1720804514356-GTD20HGgUW.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1720804454911-rVFajXgmn5.jpg?width=1200)
鶏鉾
中国の故事で、天下泰平の時代に不満を訴えるための太鼓を鳴らす必要がなくなり、そこに鶏が巣を作ったという話からとられた名前だそうです。
他の国では戦争が続くこの世界の平和を願いたくなりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1720804747954-DHmdxqK8nD.jpg?width=1200)
あとがき
いかがでしたでしょうか。
今年祇園祭に行かれる方も、そうでない方も、こちらの記事を通してすこしでも幸せな気持ちになっていただけたら嬉しいです。
私も記事にするにあたり、山鉾の由来を調べて、とても勉強になりました。
特に鶏鉾の由来を知って、世界がそんなふうに平和であり続けられたらどんなにいいだろう、と思いました。
祇園祭は、千年以上前から、大切な人たちの健康を願って続けられてきたお祭りだと解釈しています。
世界中の人達が、病気なく、理不尽に命を奪われることなく、幸せでありますように。
そんな祈りを込めながらお祭りを見たいなと思いました。
いよいよ前祭まであと4日。毎日イベントが目白押しなので、とても楽しみです。
京都にいられること、全ての機会に感謝しながら、日々を生きていきたいと思います。
以上、朝日みうでした。
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