Team WAA!
自分を知り、最善を尽くしていれば、いつか必ず道はひらける~うきは市・Team WAA!イベントレポート
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自分を知り、最善を尽くしていれば、いつか必ず道はひらける~うきは市・Team WAA!イベントレポート

Team WAA!

Team WAA!は、福岡県うきは市の地域活性化事業に昨年度・今年度と2年連続で携わらせていただいております。
今回は、うきはラン前日の1月31日に開催された『人生ともにあは(共にAHA!)で行こう!』について、レポートします。

そもそもAHA!とは?

明日のうきは楽RUNマラソン駅伝大会

で、私達Team WAA!も走ります。
よく、人生走り続けてきているように思われますが、実はそうでもないなぁと感じています、と島田さん。
これまでを振り返り、これからどういうあゆみ方をすれば良いのかを福津市副市長の松田美幸さん、オールラウンダーエージェントの森本千賀子さん、そして島田由香さんの3人で話していこうということで始まったセッション。

ガンガン進んでるように見えるこの3人も、ある時には
(と) 止まり、たまには
(も) 戻り、時には
(に) 逃げ、でも
(あ) 歩みを進め、大切な瞬間は
(は) 走りきってきた‼️
これらを【共にAHA!】と名付け、セッションのタイトルにもなっています。

AHA!となるのは解決の糸口が見えた時

いろんな課題があって前に進めない。悩んでひっかかりがあって受け入れられない状態でいた人の、その溝がなんだったかわかった時にAHA!となると松田さんは話します。

どんなことをするから溝があるとわかるのかという、どうしてそう思っているのかを理解するには、聴くしか方法がありません。無意識だとどうしても自分のフィルターで見てしまいます。なので、そういったフィルターはおいておいて、どうしてそう思っているんだろうと、子供に対する時のように聴き続けます。

溝に気付くということは「共感すること」とも言えます。
今までやってきたこと、経験してきたことが自分と違う人の中で、なんらかの理由でブロックがかかっている時、その扉を開ける時、松田さんは無理やり開けに行かないように気をつけているのだそうです。

心理的安全性のあるチームとは

溝に落ちてブロックがかかっている時、その溝に落ちいている人の扉を無理やり開けないように配慮されているという松田さんのお話をうけ、森本さんがリクルートで新しいチームになった時に行っていた、心理的安全性のあるチームビルディングをするための方法をご紹介されました。

過去が今の自分をつくっているので、まずは1対1で、自分の過去をフルオープンして共有します。その後、チームで過去の自分について、共有します。
最初はどこまで自己開示するかについて、人により温度差がある。誰かが過去をフルオープンして自己開示しはじめると、他のメンバーもそうし始めます。みんなが開示していくと、どんどん窓が開いていって、チームの中に信頼関係ができて、このチームの中ではチャレンジできると思えるのです。

ここではなんでも言える、聞いてもらえると思える、失敗してもいいという共通認識があるチームに、心理的安全性があるといえます。相手に興味がないと聴くことができないのです。興味がある相手に対して、自分のことを開示する。自分の中にある恐れ、できないということを言える。もろさ、弱さを開示できると心理的安全性があるといえます、と島田さん。

転職の相談を受ける時、長所や強みなどいいところをよく見せようとする人が多いと森本さん。でもポジティブな面だけでなく、苦手なところだったり、ネガティブなところも見せてもらえた方が、その人に最適な場所を見つけてあげることができるのです。

NOと言ってくれる人は自分の味方

弱さも言ってもらえる関係、信じてもらえる関係をつくるのが大切です。
NOと言ってもらえるのはとてもありがたい。NOと言ってくれる人は、何も言わない人よりもずっと味方だから、と松田さんは話します。

島田さんも松田さんの話に同意されました。
嫌われること、文句言われるのが嫌という人がいるが、それはほんとうにありがたいこと。好きというエネルギーと嫌いというエネルギーは、エネルギーの向きが違うだけで、エネルギーとして同じ。嫌いということでエネルギーをもらっていると思ったら儲け物なんです。
1番悲しくて怖いのは、嫌われることではなく、無関心です。相手が自分に無関心というのは、自分がいないことにされていて、虚無感に襲われるからです。

自分を知ることが大切

森本さんは仕事柄、組織のピラミッドでいうと上層部にあたるエグゼクティブやプロフェッショナルの方にお会いする機会が多いとのこと。こういった方達の共通点は、必ずメンターをもっていること。自分が蓋をしてしまっているのを開けてくれ、客観的に諭してくれるメンターを持っているのだそうです。

自分ができないことを言える人は、助けられ上手。助けてくれる人が集まってくる、と松田さんが話されました。

直感力は全ての人にある心の声。
人の目ではなく、人の声ではなく、自分の心の声を大事にする。それを松田さんも森本さんもやってらっしゃるし、私もそうしています、と島田さん。

いろんな選択の積み重ねが今の自分。
誰も責任をとってくれないし、自分の選択に責任を持つのは自分なのです、と松田さん。

1500人の日本人の調査結果から、慶応大学の前野隆司先生が、幸せの4因子を紹介されています。

1. やってみよう因子
2. ありがとう因子
3. なんとかなる因子
4. ありのまま因子

日本の社会はありのままでいられるという、あなたらしくがどうしても弱くなってしまいますよね。日本では自分らしさを大切にすることへの意識を持ちにくいですね、と松田さんはお話しされました。

お金に振り回されない人生を生きる

森本さんが31歳の時、お父様の会社が倒産し、実家が抵当に入るだけでなく、赤の他人に会社の債務が残ることがわかりました。
会社の債務が赤の他人の方にいってしまうわけにもいかず、計画性はなかったものの、森本さんが債務を引き受けました。
がむしゃらに仕事して、貯金も周囲の人よりもあったのに自分の貯金では払いきれず、ご主人に打ち明けて、あるものをかき集めても全然足りない。金融機関に相談しても、住宅ローン以外の融資は難しいと言われてしまう。自己破産だけは避けたく、森本さんのメンターだった当時のリクルートの社長に相談すると、翌日印鑑を持って来いと言われたそうです。社長がお金を貸してくれる。何かあった時の担保にするので、リクルートの持株会の株式を手放さないというのが条件でした。

毎年返せるだけ返し続けました。このままいくと一生返せない金額でした。そういう状態が10年続いたあと、リクルートが上場し、全額返済することができました。

お金に振り回されない人生にしよう。お金を稼ぐために仕事をするのをやめようというのが、ここからの学びでした。目の前のことに最善を尽くしていたら、必ず自分のところにやってくる。
一生返せないかもという金額の債務を目の前に、きっと何かの学びに違いないと、落ちることもなく、日々最善を尽くして、自分のできることをやり続けました。試練であっても、自分の捉え方の問題で、裏側から見れば必ず学びがあるという、祖母の教えの通りにしていたのです、と森本さんは振り返られました。

最後に

ここに来ると選択したのは、好奇心からだったり、何かにチャレンジしようと思ったりしたからだと思います。そのことを今日寝る前に自分の中で意識して、今日はよかったなと思い浮かべながら、ゆっくり休んでいただけたらと松田さん。

人は変われると思っています。たくさんの人が変わったのを転職エージェントとして見てきています。変わらないことはないです。
変わるためにはアクションする、行動をとることが必要です。
学ぶことはみんなできていても、行動できている人は10人に1人。10人に1人に入れば、人は必ず変われます。何事も遅すぎることはありません。
Never too late(ネバー・ツー・レイト)。思い立ったら吉日です。
何か一歩踏み出すきっかけにしてもらえたらと思います、と森本さん。

島田さんが次のようなエールを参加者に送って、話す側も聴いている側も楽しかったセッションが締めくくられました。

今日この時間を鏡田屋敷で一緒に過ごしたのは、ある意味奇跡といえます。
生まれた瞬間から、私たちは1秒1秒死に近づいている。自分のエネルギーと時間をやりたいことに使いたいと思っています。
AHA!っとしたり、ハッとしたり、ドキッとしたり、モヤっとしたり、今日の全ての気づきが大切なメッセージだと思うので、何か一つだけでも今日来てよかったなと思えることがあったら嬉しいです。

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イベントリンク

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登壇者プロフィール

松田美幸(まつだ みゆき)
福岡県福津市 副市長 
東京でのマーケティングコンサルタント経験を経て、麻生グループのグループ経営戦略策定と推進を担う社内シンクタンクの創設責任者に就任。多岐にわたる事業の連結経営への転換期を支えた。自治体・病院・大学などの戦略経営と組織変革に関わり、公的な組織のマネジメントシステムやガバナンス改革の実現をリードしてきた。行政の審議会や委員会の委員、企業の社外取締役及び顧問、産官学の経営層へのアドバイザーなどを多数経験し、地域や教育の国際化の視点からも発言している。コミュニケーションやリーダーシップ、女性活躍推進、MICEに関わるテーマで、講演や研修講師、モデレーターとしての依頼も多い。夫のマイケル&愛猫のマイケル・ジュニアと暮らす。二人の娘はカナダのバンクーバー在住。
森本千賀子(もりもと ちかこ)
滋賀県出身 獨協大学外国語学部英語学科卒
(株)リクルート人材センター(現リクルートキャリア)入社。
転職エージェントとして、ベンチャー~大手上場企業まで多くの経営者との強いリレーションをべ―スに人材戦略コンサルティング、採用支援サポート全般を手がけ、主に経営幹部・管理職クラスでの実績多数。リクルートでは新人にして全社MVPを皮切りに30数回の受賞を経験、累計売上はNo.1。
2017年株式会社morich設立、「兼業・複業=パラレルキャリア」を意識した多様な働き方を自ら体現。 また、2012年にはNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」にも出演。
NPO理事、社外役員・顧問・アンバサダーなど歴任。本業を軸にオールラウンダーエージェントとして日経on-line、日経doors、小学館などで連載を持つなど各メディアでの発信や講演など多数おこなっている。
『1000人の経営者に信頼される人の仕事の習慣(日本実業出版社)』『無敵の転職(新星出版社)』など著書多数。現在、2男の母でもある。
島田 由香(しまだ ゆか)
ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社 取締役 人事総務本部長。
2016年7月1日にユニリーバでスタートしたWAA(Work from Anywhere and Anytime)の発起人。
満員電車で通勤することなく、働く場所や時間を社員が自由に選べるWAAの反響の大きさから、WAAのビジョンへの共感者が参加できるコミュニティとしてTeam WAA!を主宰。
自然が大好き。Team WAA!のスピリットをメンバー一人ひとりが伝えることを「タンポポ作戦」と命名しているが、自身は野原の草花とは無縁の、東京生まれの東京育ち。 いろんな地域での働き方を模索し、地域創生に注力。地域創生で行った山林で、多くの人が子供の頃に見慣れているエノコログサのふさふさの緑の穂を、生まれて初めて見てさわって感激したというエピソードをもつ。
多忙なスケジュールをこなす中、大好きなキングダムを読むきっかけをくれた高校生の息子さんら、ご家族と過ごす時間も大切にしている。

文:宮崎恵美子
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🔷2020年 Team WAA!マンスリーセッション日程
3月18日 水 『2020夏 〝働く〟が変わる、日本が変わる』Vol.2 総務省箕浦龍一さん・原山幸一郎さん
4月15日 水 『2020夏 〝働く〟が変わる、日本が変わる』Vol.3 白河桃子さん
5月15日 金 ダイバーシティ&インクルージョン
6月15日 月 スポーツに学ぶリーダーシップ
7月28日 火 @南紀白浜
8月27日 木 @福井県高浜町
9月15日 火
10月15日 木
11月18日 水
12月15日 火
2月18日 火 延期分(年内に開催予定) ・・・『2020夏 〝働く〟が変わる、
日本が変わる』Vol.1 浜田敬子さん・森和成さん・岡田信一郎さん
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