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オレンジ芋がアートする焼酎

白石酒造さんの季節焼酎、南果。


焼酎ボトルから畑の見える焼酎です。
2023年は植え付けの時期に雨の少なかった影響(植える時期の選定が重要)とイノシシによる食害のため、芋の収量が大幅減のため、季節商品は一升や四合瓶の提供が困難な状況なので、貴重なものです。

ちなみに2024年は4月12日より植え付け開始。
9つの畑のうち堀地区(砂地、一部保水性あり)
宇都地区(粘土系かまつち)、池之原地区(粘土系保水性も高い)以上三つの自社畑の植え付けになります。

この南果は、一番きめ細かいパウダー状の砂地、中原地区の栽培。土壌がほとんど肥料分を蓄えないため、薩摩芋本来の味わいを楽しめることが特長。

オレンジ芋(アヤコマチ、タマアカネ、ハヤトイモ、サニーレッド、ジェイレッド)を4種混植栽培


この畑で、オレンジ芋(アヤコマチ、タマアカネ、ハヤトイモ、サニーレッド、ジェイレッド)を4種混植栽培し、30日貯蔵しています。芋自体の特長はβカロチンを多く含み、デンプン量自体は低め。

南果の風味は、仕込み段階でアルコールが出ないようにエキスだけを絞り出すイメージで作りだしていることもあり、色濃く紅茶感が楽しめます。

アールグレイやダージリンのような複数の紅茶芳香が重層的に重なる味わい。

言うなれば味噌汁に例えると昆布のグルタミン酸×鰹節のイノシン酸があわさり旨みの相乗効果を発揮する状況にも似ています。

麹は黄色主体ですが、白麹の比率が0.5割からI割
程度。もろみに酸が少ないため、活動できる微生物(野生酵母、乳酸菌、酢酸菌)が多様化するため、より独自の味わいを構成しています。

2024の南果、傑作ですね!
いくらでも飲めちゃいます(笑)
25度より味の凝縮している31度も楽しみです。

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