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期待を超える価値を提供し続けるために

私の仕事は、研修インストラクタなので、毎年、新入社員研修を担当する 機会があります。
今年、新入社員に送りたいと思ってまとめたことは、次の3つです。

■依頼された仕事はやり抜く
   ・相手の期待に応えて信頼を得る
   ・期待を超える価値提供ができるか?

■スピードとタイミングを考える
   ・時宜に応じた仕事(タイムリーな仕事)をする
   ・仕事を止めて、止事、死事にしない

■ムダな仕事はない
   ・大きな仕事は小さく分解して達成する      
   ・仕事の意味、意義を考える
     何のための仕事?/何に役立つのか? 

まず、依頼された仕事を自分の責任でやり抜いてこそ、仕事を覚え、自信もつく訳です。
仕事の評価は、相手の期待にどう応えるかという観点で見れば、
・期待を超える価値の提供(次回、より大きな仕事を依頼される)
・期待に応える価値提供(一応の合格点)
・期待を下回る価値提供(残念な仕事ぶり)
是非、最初の期待を超える価値提供に拘って欲しいものです。

結局、自分に自信が持て、関係者からの信頼を勝ち取ることもできるので、
期待値を上げ続ける人を目ざして欲しいものです。


次に、スピードとタイミングを考えて仕事をする。
仕事には、定められた時間目標(納期)があるので、時宜に応じた仕事(タイムリーな仕事)をすることが求められます。
初めてやる仕事だと要領が分からない、イメージできないこともあり、
自分のところで、仕事を止めて、止事にしてしまったり、仕事の価値を半減させると死事にもなりかねない。
どんな終わり方(ゴール)かをすり合わせして、納期に間に合わせる。
そのためには、拙速巧緻と言われますが、60点でも良いので、上司に早めに相談して、アドバイスをもらって、品質も合格点、納期も守って、ゴールを達成したいものです。


最後に、ムダな仕事はないということです。
仕事には意味があります。言われたことを粛々とこなすのは辛いことがあります。そこで、全体観を持つ、自分事にするために任務分析をしてみることを勧めます。
 大きな仕事は小さく分解して達成します。
 自分は、小さな仕事を担当しているかも知れませんが、上位の目標に貢献する重要な手段を担っていると考えて、まずは自分の期待役割、責任を果たす。この際、仕事の意味、意義を考えることで、どう貢献するかが分かる。
 何のための仕事?/何に役立つのか?という目的意識を持って、仕事に取組むことで、全体観を持って仕事に取組めます。

明日の新人研修で話そうと思っていることをまとめました。


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