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MacBookAir

2022年1月2日、Appleのお年賀(初売りイベント)にてMacBookAir2020年モデルを購入しました。購入に至った経緯、理由、選んだモデル、新機種への引き継ぎで困った事などを記載いたします。

■購入に至った経緯

私がこれまで使用していたラップトップをご紹介いたします。

MacBook Pro (15-inch, Mid 2009)
プロセッサ : 2.66GHz Intel Core 2 Duo
メモリ : 4GB→8GBに後から増設
ディスプレイ : 15.4インチ
HDD : 320GB→500GBのSSDに後から換装
キーボード : JIS

メモリの増設や、SSDへの換装を実施したことによって起動速度の向上、および容量の拡大を実現はしたもののIntel Core 2 Duoであることには変わりなく、OSのアップデートもEl Capitanで終了しており、置いてけぼりを感じざるを得ない状況で、2016年の9月にSierraが発表されてから買い替えを検討していました。

大きな要因としては、iPhoneの同期の不具合、使えなくなるソフトやアプリ、動作速度が遅いことが上げられます。
そして、これまで蓄積された写真や音楽は失いたくないデータです。
音楽に関してはApple Musicのようなサブスクリプションを契約すれば手に入らない音もあるとはいえ、ほぼ網羅可能です。
しかし、写真に関しては撮り直すことが出来ません。
最近では写真を読み込む際に、スクエアで撮った写真は4:3サイズのデータも同時に表示される現象が起きており、管理が面倒臭い。
また、読み込まないファイルがあり、iPhoneとの同期が不安定(同期し終わって更に同期すると何故か再度写真をコピーし始める)だったりと、悩ましい現象が続いていました。
Windowsやクラウド型のストレージサービスへの完全移行を考えましたが、写真のフォルダ分けは気が遠くなる作業なので、全自動で移行可能なMacの使用を継続することにしました。

■MacBookAirを選んだ理由

結論から述べると、私が入門者に等しいのでMacBookAirを選択しました。MacBookProを購入した2009年、私はプロを目指しました。
今後は動画の時代。
何もスキルのない自分が今ならまだ間に合うとFinalCutも併せて購入。
書籍なんかも購入しやる気も満ち溢れていました。
しかし、当時の私は勤めていた会社の勤続年数が長くなるにつれ仕事量が増し、労働時間はどんどん増加ました。
プライベートでバンド活動もしていましたが、練習やライブの時間の捻出、そして結婚や子育てと、気づけば動画編集を学ぶことは実行されませんでした。
もちろん撮影した動画を切ったり貼ったり、音楽を挿入したり、トラジションを使うといったことくらいはできます。
しかし、生業として活かせるスキルでは到底ありません。

今後、ラップトップを使用する上で私が求めることは
テキスト入力、インターネット検索、YouTubeやPodcast等の娯楽、簡単な動画編集、簡単な音楽作成、写真や音楽の管理を含めたiPhoneのバックアップです。iPhoneのバックアップを除けば、最早スマホで事足ります。
それでも画面サイズやキーボードを物理的に欲しいとなれば、エントリーモデル1択となり、MacBookAirを購入するに至った次第です。
そしてM1チップがとても好評な評価という話題を散見したのも背中を押した要因ではあります。

■購入したモデルの詳細

MacBook Air (M1, 2020)
チップ : Apple M1(8コアCPU、8コアGPU、16コアNeural Engine)
メモリ : 16GB
ディスプレイ : 13.3インチ
ストレージ : 1TB
キーボード : US

メモリは8GB→16GBに変更しました。
プラス¥22,000-です。
エントリーなのだから8GBで良いのではとも考えましたが、後からメモリを増設できない仕様ですし、頻繁にトレードイン出来る財力も持ち合わせていないので16GBに変更しました。
どこかでメモリは積めるだけ積んどけと聞いた気がしますし、積まなきゃ良かったって感じることもないかなと。

ストレージは悩んだ末1TBにしました。
現在、私はiPhone128GBを使用しています。
写真と音楽だけで70GBを占めており、容量が足りないと感じています。
次回iPhoneを買い替える際には、256GBを検討しています。
iPhoneのバックアップを考慮し、母艦となるPCなんので500GBにしようと当初は考えていましたが増えることがあっても減ることのないデータ使用量に対して外付けのストレージを極力使いたくなかったので、1TBへ変更しました。
プラス¥22,000-です。

チップは8コアGPUを選びました。
7コアGPUと8コアGPUで迷いましたが、メモリとストレージを同じにした場合、差額は¥5,580-です。
7コアGPUモデル→¥181,200-
8コアGPUモデル→¥186,780-
1コアGPUあたりの価格は分かりませんが、これもメモリと同じ感覚で選びました。

キーボードはUSにしました。
JISとUSどちらにしようと考えた結果、なんとなくUSにしました。
なんとなくなんで最早あまり考えてもいないのですが、基本的にかな入力ではなくローマ字入力だし、これまで何も考えずJISキーボード使ってたし、何も考えずUSキーボードでも良いかなと感じた次第です。
使いにくかったら返品しようと思っていましたが、私は特に不便に感じません。
納期はJISからUSに変更すると1週間ほど伸びましたが、ワクワク感を延長する気持ちで嫌だとは感じませんでした。

■MacBookPro2009からMacBookAir2020へのデータ移行について

同じApple製品、11年越しとはいえスムーズなデータ移行を予想していましたが、なかなか思い通りには進まないものです。

私が実施した方法については、一例です。
もっと良い方法があると考えますし、今後不具合が起こる可能性もあります。
移行が上手くいかない人の参考程度と捉えてください。

▶︎移行アシスタントを使う
Macと言えば移行アシスタント。
iPhoneを買い替えた際に使うクイックスタート(画面に表示されるモヤッとした円を読み込む儀式)のようにサクサクと終わってしまうイメージ。
PC同士を直接繋ぐケーブルは持っていなかったのでWi-Fi経由で実施。
表示された時間は12時間ほどだったので、そのまま放っておいて翌日に確認。
無事終わったようで、使用できないアプリなんかもしっかり引き継いでいた。
必要のないアプリなんかは消してしまえば良いのだけれど、問題はここから。

写真と音楽のデータが一切引き継がれていなかった。

調べてみたものの分からないし、Wi-Fi経由での移行アシスタントはおすすめ出来ないようなネット記事を見つけたので、次の方法に移ることにした。

▶︎Time Machineからバックアップを復元
移行アシスタント同様、メジャーなやり方だと思うが、こちらもWi-Fi経由で実施。
使っているバックアップの保存先は、2018年に販売を終了しているAirMac Time Capsuleで、よくここまで壊れずに生き残っているなとも感じる。
無線で使えるHDDで、復元時間は24時間くらいだったと記憶しているが、こちらも移行アシスタント同様に失敗。

ここで一旦考える。
引き継ぎたいのは写真データと音楽データのみ。
それならば、全体の引き継ぎ、データ移行ではなく、その2点に絞ることにした。

※それぞれのデータの格納場所
写真データは【Photos Library.photoslibrary】
ユーザフォルダのピクチャに入っています。

音楽データは【Musicフォルダ内のデータ】
ユーザフォルダのミュージックに入っています。

▶︎AirDropを使ってデータ移行
私のiPhone11とMacBookAirでのやり取りは問題なし、しかしMacBookProとMacBookAirでは反応せず。
OS間の問題なのかは不明だが、原因は調べても分からず、Mac間同士の移行アシスタントにて失敗していたので、早々に違う方法に移行。

▶︎OneDriveを経由してデータ移行
Microsoft 365 Personalを使っているのでOneDrive経由でデータを移行を試みた。
音楽はコピー出来たが、写真の.photoslibraryという拡張子のデータコピー出来ず。
音楽のデータはアーティストのフォルダを【“ミュージック”に自動的に追加】というフォルダに入れると同期出来たので、音楽データのみを移動させる場合は有効だと感じた。

▶︎外付けHDDを使ってデータ移行
これでダメならMacBookAirを返品しようと考えていました。
新たに外付けのストレージを購入しようと考えたのは、私の所有しているAirMac Time Capsuleではコピーする時間が4日と表示されたためです。
流石に待てないし、失敗しそうな予感しかしない。

外付けのストレージを買うならHDDよりSSDを選びたいところですが、同じ2TBの容量で価格差は倍なので予算の都合で断念。
リスクを極力減らそうとAppleのサイトで販売している
LaCie 2TB Mobile Drive External Hard Drive USB-C(¥12,980-)を選びました。
MacBook Pro (15-inch, Mid 2009)と接続するために、
mophie USB-A Cable with USB-C Connector(1m)を追加し(¥2,420-)Appleのお年賀でいただいたギフトは使い切りました。
なんなら¥3,400-を追加出費です。
これでデータ移行、今後のバックアップ、データの保管場所として運用しようと思いました。

心配していた予想に反してスムーズにデータ移行は完了し、現在は特に問題なくMacBookAirライフを過ごしています。
今まさにこの文章も私の膝の上でポチポチ作成しています。

旧MacBookProからデータを外付けHDDへ
外付けHDDから音楽データを新MacBookAirへ
外付けHDDから写真データを新MacBookAirへ

■終わりに

ここまで読んでいただき、誠にありがとうございます。
参考にならないことも書いているかと思いますので、有益でなければ申し訳ございません。

そして、約2週間ほど使った感想ですが、ディスプレイサイズは15インチから13インチになり、画面は小さくなったものの重量は約0.8kg軽くなり、持ち運び、使い勝手は良くなったと実感しています。
家電量販店にて実機を見てイメージしていましたが、実際に家で膝の上に置き使っていると、小さいというようりは丁度良い印象です。

特にこれで仕事をする訳ではありませんが、趣味やiPhoneの母艦として今後も運用していく予定です。
しかしMacって格好良いなと。机の上に乗っているだけでなんか良い。
所有したことないですが、海外の車を購入し、路上に駐車しているのを見て俺の車カッコ良いと感じるのと同じなんですかね。

それでは失礼いたします。

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