愛される自信

生きる物全て愛されることを望んでいるはず

意識していなくても誰もが愛されることを望んでいる。
生きる上で必要なこと

保護犬達は本当に性格が様々で
天真爛漫な子もいればデリケートな子もいる
棄てられたショックから心を閉ざす子はもちろん


棄てられること=生きる意味を失うこと
私はそう感じてきた

何年も前に保護された子
毛は抜け落ち皮膚はボロボロ
表情にも覇気はなかった

どんな風に扱われてきたのか
「命」としてなのか「物」としてなのか

この子は里親が決まることはないんじゃないかと思ってた

譲渡会をしている場所では「慰霊祭」が行われる
愛すべき家族を失った人達が集まる
そして足を止めてくれる

中には
まだ家族を失った悲しみから出ることが出来ない
とゆう声もあった
それは当たり前だと思う
むしろ、その時間は大事だと思う

そんな中この子に声がかかった
どうしてこの子なのか聞いた
「子供達があの子はきっと誰からも声がかからないからうちで引き取ろう、そう言ったんです」

この言葉には何も返すものがない

奇遇にもエルちゃんが通ってる動物病院が同じで時々お会いしては話しをしてくれる

すっかりわがままお姫様になったこと☺️
一緒に暮らしてた子が天国へいき寂しそうにしていること
色んなことをいつも話してくれる

何より

愛される自信を取り戻したこの子は新しいかわいい名前をもらい、こんなに自信に満ち溢れた表情を持つ。

抜け落ちた毛はすっかり綺麗になり保護された時の面影はないほどに。

お母さんはお手製のご飯とお手入れでここまで取り戻してくれたそうで。

お母さんがにこにこしながら話してくれること
そんなお母さんをじっと見つめるこの子

その光景がどれほど幸せかわかりますか。

出会うべくして引き寄せられるように出会う「家族」
その時間が少しでも長く続いて欲しいと思う

愛されること
愛される自信

そして、その反対にあるもの。

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