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心のたたかい

一度辛い思いを味わうと心は構える

それは動物も人もきっと同じ

怖いから目は不安でいっぱいな目をしてる
恐る恐る見上げる目をしてる
センターにいる子も
目の前の人間に恐怖を与えられる子達の目も

生きるチャンスを掴むにはその恐怖と戦わないといけない

そんなの難しいよね

知ってるよ

どんな気持ちか

犬猫達が言葉を発したら行き場のない子達はどんな悲しみの色を伝えてくるのだろうと考える

彼らはそんな言葉を発しないかもしれないし
絶望な言葉をぶつけてくるかもしれない

一度裏切られた心は常に戦っている
自分を守るために

信用したい気持ち
戸惑い
彼らは素直にそれが目に行動に出る
それが精一杯のアピール


ぼくを傷付けないでください
でも優しい手が欲しいんです

って。


後は諦めるしかない。


心を閉ざすのが自分を守ることになってしまい生きる活力を失った目をする子


人は悲しくも裏切りを繰り返す

他者の傷の痛みなど知る由もなく
傷を与えてくる


それでも彼らは守る側が諦めず
もう傷付けない
安心していいんだよってことを伝え続ければ
時間を要しても
それに応える

長い長い時間との戦い
恐怖との戦い

それに向き合うこと

諦めることが伝わればその心は彼らにも伝わる

命の明日を誰かの優しさが
思いが繋げることが出来る

それは特別なことじゃなく

命の重みを知っていれば誰にでも出来る

戦う心はそれだけで頑張ってる

その心に寄り添いたい

その傷の痛みを知っていれば
同じ傷を持つもの同士もっと寄り添える

心に入り込むこと
それが行き場を失った子達の明日になる。


清らかな心を
命を奪うことは大きな罪。


どうか
今と戦う子達のことを忘れないで欲しい

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