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自己紹介⑤ 花との出会い〜お花屋さんを開く決意

仕事をしながら
アンティーク雑貨を販売する日々を
送っていたところ
新しい転機が訪れました

当時、私はインテリア雑貨店の店長を
働いている会社から任せてもらっていて
お店の一角にドライフラワーコーナーを設けていました

店番をしていると
ドライフラワーでブーケをつくって欲しいと
ご依頼をいただくことが度々あり

初めは見よう見まねで
おつくりさせていただいていたのですが
ブーケを束ねると、お客さまが
とても嬉しそうな笑顔で
「ありがとうございます!」と
言って下さるのが本当に嬉しくて

本を買って花の勉強をしたり
自宅で練習したりしていました

そして、ご自宅用のブーケを任せて下さったお客さまが
私のつくるブーケを気に入って下さり

結婚式の前撮りのブーケをお願いしたいと
依頼して下さいました

大切なブーケを任せていただいたこと
純粋にとても嬉しかったです

なんて責任重大なんだ!
しっかり勉強しなくては、と思い
花を習いに行くことにしました

花は子どもの頃からずっと大好きで
部屋にはいつも花を飾っていましたが

お花屋さんがつくる
ブーケやアレンジメントは
とても難しそうで
自分には無理だろうなと
始める前から、ハードルが高く感じていました

お店で束ねていたのは
ドライフラワーのブーケなので
生花を束ねるのは人生で初めてでした

初めてブーケを束ねた時の感動は
いまでもはっきり覚えています

甘く繊細な花の香り、やわらかな花びら
自然が織り成す優しい色彩

ブーケを束ねている時間は
花との距離が近くなって

花のすべてを近くで感じられ
花に包まれているような
不思議な感覚でした

初めてブーケを束ねたことに
本当に感動して

次の日も束ねたブーケを
ずっと眺めていました

花を見つめれば見つめる程に
心がやわらかくなっていく感覚を感じました

「お花屋さんを開こう」

そんな気持ちに自然となりました

好きという言葉では表せないほどに
人生をかけて向き合っていきたいと思うほどに
花が大好きになりました

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