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#32 コツコツ続けるだけの人生さ

(2020年7月その1)
私の母は、私が小さいころに、ダスキンのフランチャイズチェーンの会社を経営を始めました。(50年くらい前かな?)

当時は「働きさん」という人たちが、お客様のご自宅に行って、汚れた雑巾をきれいなものに交換して、その汚れた雑巾をうちの事務所まで持ってきてくれるので、留守がちな母の代わりに私が受け取ったり、電話の応対をしていました。

汚れた雑巾を10枚ずつ束にしておいたり、その枚数を集計したりもしていましたね。

たしか、「働きさん」が、1枚持ってくると、10円を働きさんにお渡しするシステムだったような記憶。

もちろん、今はどんなシステムかは知らないですが。

10枚持ってくれば100円だし、「働きさん」の稼ぎは、それこそ、その人の働きによって明確でした。

ひと月の集計も、今のようなExcelもないので、集計用紙に数字を書いて、掛け算したり足し算をしたりという時代。
小学生の私は、母の仕事を手伝うのが、結構好きでした。

そんな私ですが、小学校低学年の時に、校庭の片隅で、友だちと遊んでいた時に考えたことがあります。

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