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2023年の10曲

Dani の #2023年の10曲

◉ Hello Song - 星野源

自分の中での“追いコン2023テーマソング”。節コンADで星野源バンドをエントリーし 次点で涙を呑んだが、先輩方全員の追いコン合同3部として出演が叶った。追いコンでのその瞬間が自分が軽音を続けてきた報いでもあり、軽音人生で1番の瞬間となった。残りの1年の軽音人生で あの瞬間を越えることを目標にして今までやってきた。未だに越えられていない瞬間を目指すこと、自分の追いコンで星野源を出すことが 自分自身への示しであり、先輩方への恩返しである。

◉ 優しさに溢れた世界で - Saucy Dog

2023年上半期で1番聴いたバンドから1曲。5月のビバラで初めてサウシーを相対し、予習通りのセトリだったこともあり じっくりと堪能することができた。ライブで緊張から若干テンポが走るお馴染みの彼らの“らしさ”も味わうことができたのもいい思い出だ。上半期たくさん聴いたのに下半期ほぼ聴かなかった理由 を語れば長くなるので割愛するが、2023年の音楽を語る上で欠かせないバンドであることは言うまでもない。来年3月のワンマンが楽しみだ。

◉ Bye-Bye Show - BiSH

2023年6月29日、東京ドームでのラストライブをもって解散したBiSHのテーマソング的な位置づけとなったこの曲。5月下旬~6月中旬にかけて赴いた教育実習期間で鬼リピしていたので、個人的には教育実習のテーマソングとしての記憶が蘇る。同じく5月のビバラで初めてBiSHを見て、最初で最後のBiSHを前に全力で踊り全力で泣いた。コロナ禍直前の高3にBiSHを知ってから解散まで、BiSHのワンマンを見れずに終わってしまったが、最後にこの目でBiSHを見れて幸せだった。

◉ ガールズユースとディサポイントメント - カネヨリマサル

教育実習のテーマソングその2。教育実習へ赴く行き帰りのバスで、なんとなくガールズバンドを発掘したくなって出会ったのがカネヨリマサルだった。ボーカルの声やバンドサウンドからは、ガールズバンドにしか出せない魅力が存分に溢れ出ている。タイムリーで軽音の仲間たちがオーディションに出して この曲で合格を勝ち取ってくれたことで、より自分の中で大切な曲になったように思う。今後の邦ロック界での“ガールズバンドの台頭”を期待している。

◉ 儚くない - SUPER BEAVER

続編公開となった映画・東京卍リベンジャーズ2の主題歌として2つ、ビーバーから“グラデーション”と“儚くない”が提供された。作詞曲を務める柳沢亮太氏が自身のSNS上で曲への想いを綴っているが、下積み時代の苦悩を経験したからこその、彼らにしかかけない楽曲だと思っている。バンドをやり続けてようやく見えた、出会えた景色の中で、いくつもの気づきを経て、改めて“願い”を曲にできる彼らの“音楽冥利”、そして“人間冥利”に感服するばかりである。

◉ リリリピート - フレデリック

コピーバンドを先代から受け継いでいなければ、ここまで聴き込むことはなかったであろうフレデリック。この曲で挑もうとしたオーディションが中止となり、リベンジとして臨んだ学祭音源審査で見事合格。音源用に選曲し直した企画者の“企画力”もさることながら、バンドメンバーのリズム感の高さにも圧倒されるばかりだった。恐らくもう演奏できる機会はないが、このバンドの魅力を知るきっかけとなったこの曲を学祭の思い出に乗せ、2023年の10曲に選曲しようと思う。

◉ Workin' Hard - 藤井 風

バスケW杯2023のテレ朝系列テーマソング。応援歌としてはあまりにもダウナーで、ネット上では賛否が分かれたようにも見えたが、それもそのはず、曲の半分以上が英語歌詞。幸いにも、自分が初めてこの曲に浸かったのがYouTube上での和訳付きMVで、歌詞の意味を理解しながらこの曲を聴けたというのはかなり大きかった。“がんばれ!”という真っ直ぐなメッセージではなく、“ほんまようがんばってる”と寄り添い認めるメッセージをダウナーな曲調に乗せた、彼にしか作れない楽曲だ。

◉ Orange (feat. MC. waka) - 星野源

夏にNetflix上で公開された『LIGHTHOUSE』。星野源とオードリー・若林正恭による“悩み”をテーマに対話を繰り広げていく1年間の記録であるが、全6回の中で 星野源自身がテーマ曲を作っていくという前代未聞のプロジェクトを遂行した。若林作成のリリックがベースとなったこの曲は この番組のテーマを辿っており、星野源の乗せるDTMも非常に高度で聴き心地がよい。多くの反響を呼んだ『LIGHTHOUSE』は、自分にとっても人生を思い返すいい機会となった。

◉ 27 - SUPER BEAVER

満を持して学祭音源審査でエントリーし 2位合格を勝ち取ったSUPER BEAVERのコピーバンド。この曲を音源に選んだのは、昨年の悔しい経験から、出順が最初でも真ん中でも最後でも映える曲を選ぼうという思いからである。歌詞も曲の構成もピカイチで、ビーバーの隠れる名曲の1つ。自分の軽音人生を総括する上でも重要な位置づけになるであろうこの曲に、自分の伝えたい想いが詰まっている。またどこかでこの曲を演奏し、バシッと決めて軽音人生を締め括りたい。

◉ 洗心 - PEDRO

実に2年ぶりに赴いたPEDROのライブの題名でもある“洗心”。新生PEDROを前に、若干の違和感と寂しさを憶えつつも、2年前の活動休止前最後のライブで味わったあの なんともいえない感情 が鮮明に思い起こされたライブであった。新しくリリースされたアルバムの代表曲でもあり、今のアユニ・Dの人生のテーマソングでもあるのではないかと勝手ながら思っている。グッズやチケットなど、プロモーションにまんまとハマってPEDROに4万円ほど貢いたのもいい思い出だ。

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