自衛隊の勝田駐屯地を誘致したとき 1 Uyeno 2023年8月19日 19:30 自分が生まれる前から勝田駐屯地があったので、その歴史をよく知ることはありませんでした。茨城県史を読むと勝田町が振興策として日立工機から土地を買い取り、誘致したようです。自衛隊勝田駐屯部隊の歴史は昭和26年(1951)にはじまる。当時の勝田町長は、日立工機株式会社取締役社長との間に、約4万坪の土地と延600坪の建物の売買を契約した。これは勝田町勝倉地区の日立工機株式会社敷地の一角であり、建物は日立工機株式会社魁寮であった。仮契約書によると、土地は総額600万円、建家は坪当たり8000円で総額480万円であった。しかし、付属する諸施設(金額にして約144万5000円相当)については現状のまま譲渡し、代金の請求はしないとされていた。しかし「予備隊誘致不成立」の揚合には、契約の当初にさかのぼってその締結がなかったものと見なす旨、明記されていた。予備隊とは、瞥察予備隊であり、現在の自衛隊の前身である。勝田町は、この日立工機から買収した土地を予備隊に提供して誘致をはかり、隊員の飲食購買力を予想し、町の振興策の一助にしようとした。自衛隊は、勝田市に駐屯部隊と施設学校を保心し、外野地区には昭和27年ごろに、一反歩約3万円で農民から買収した約50町におよぶ演習揚をつくっている。茨城県史 市町村編1 ダウンロード copy #歴史 #自衛隊 #ひたちなか市 #勝田 1 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート