読書記録~繁栄のパラドクス~

しっぽにちは。おみーです♪(*^^*)♪

クリステンセン教授の
「繁栄のパラドクス 絶望を希望に変えるイノベーションの経済学」
を読みました。

 イノベーションには種類があり、中でも市場創造型の破壊的イノベーションはどう生み出されるのかについて解説と様々な実例が記載されています。

この本では途上国における無消費から破壊的イノベーションを創造する方法が多く述べられています。
 では、日本において考えると、無消費とは何になるのでしょうか。日本は生きていくため生活していくために必要なものは物質的に満たされており、そこそこの生活はできる環境です。日本において、現在の解決策を解雇してでも、イノベーションで解決しようとするくらい強いジョブとは何があるんでしょう。マジョリティ対象の大量生産・大量消費の次のステップに当たるもの。
 単純に逆を考えると、特定の人に対する、一品ものや、経験という完全再現性のないものになるのでしょうか。最近の流行りで考えると物を所有しないシェアビジネスもその一つでしょうか。この辺は調査不足なので、もう少し深堀りして考察できそうな気がします。

 Team-S!PPOではこの本を読む前から、プロダクトが顧客に提供する価値とは何かという議論をしてきました。メンバー共通の意見としてはS!PPOのキャッチフレーズにも含まれる「笑顔」でした。提供したプロダクトでジョブが解消して幸せなる(=笑顔が生まれる)ことが重要。去年はたくさんの人にヒアリングをして皆が抱えるジョブとなぜそのジョブが発生したのか背景を聞き出しました。もちろん様々でした。
 ヒアリング&議論を積み重ねているうちに「その人ナイズされたアンティーク×技術」ってできないかな?と考えるようになりました。最近、リーダーTAN2はそういうショップを開きたいと小さな夢を持ち始めたようです。

脱線しましたが、Team-S!PPOの活動に活かすという意味でも大変勉強になりました。

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