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【ママは、ぼくたちよりお仕事の方が大事なのかな?】

夫が2週間の出張中でワンオペ育児の中、
昨日は終日、五反田での大事な時間。

トレーニングと懇親会の後、
冷たい雨が降る中、
20時半ギリギリに子どもたちのお迎えに。

お迎えは、我が家が最後の二人。

私の姿を見つけるなり、
「ままあああ!!!」と子犬のように
はしゃいで猛突進してくる次男。

帰宅して、今日は、もう遅いからさ、
お風呂はなしでいい?と聞いたら、
二人そろって「いいよおー」との答え。

ママ眠たいから、絵本は一番短いの一冊ずつね、
と伝えて、短いのかあ、わかったー、と
子どもたちがそれぞれに選んだ
絵本を読んで、布団に入って、
毎晩の日課の“今日のお話“をしていたら、
長男が、

「今日うれしかったことはー、
ママが眠たいのに、絵本を読んでくれたこと」

「ママ、ありがとう」

と伝えてくれました。

「ママ、今日一番助かったことはある?」

と聞いてきたので、あ、と思って、

「ママが、今日一番助かったことは、
湧介とけんけんが、朝早く準備してくれて、
大事なお仕事に間に合ったことだよ」

「ありがとうね」

と伝えました。

「よかった!お仕事まにあったんだあ!」

と、嬉しさと、ほっとした感じが
彼から伝わってきました。

”パパが出張でいないから、
湧介とけんけんとママで協力するんだよ”

”明日は、朝早い大事なお仕事があるから、
早くお家を出られるように、ママも
がんばるから、湧介とけんけんもよろしくね”

そういえば、前の日、そんな話をしていました。

登園時、自転車に乗りながら、
今日はママが遅いお迎えだけど、
にいにと待ってられるかな?
と次男に聞いたら、元気に
「うん!まってる!」と答えてくれました。

彼らは彼らなりに、
お仕事がママにとってとても大事なんだ、
と理解してくれていて。

ママを応援しよう!と、
せいっぱいの気持ちを表現してくれています。

今年が始まって間もなく、 
相変わらずバタバタと過ごしていて、
私が不在の時に、長男が夫に、

「ねえパパ、ママはさ、ぼくたちより、
お仕事の方が大事なのかな?」

と聞いてきた、と夫から聞きました。

”ママはね、お仕事がとっても大事なんだよ。
そして、湧介とけんけんとパパが、
世界で一番大事なんだよ”

彼らにそう伝え続けてきた私にとって、
長男のその問いは、
母になったこの5年間の中で、
一番の衝撃を私に与えました。

ぐらり、と自分の気持ちが大きく
ゆらぐのに気がつきながらも、

彼の問いは、彼らの願いと、
私が創り出している
インパクトへのフィードバックだなあ、

と受け取り、この2ヶ月間、
意識的にこのことと向き合いながら、
彼らとコミュニケーションをしてきました。

大切なことを、
大切にしながら生きる。

一人でやらない。

大切な人たちと力をあわせる。

子どもたちの存在が、
そして、夫の存在が、
私が心から願っていることを、
チャレンジさせてくれて、
表現させてくれています。

ありがとう。

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