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第105回全国高校野球選手権記念大会 大会14日目

どうも、こんにちは。8月6日に開幕して約2週間熱い戦いが繰り広げられてきましたが、いよいよ決勝戦です。実力校同士の決戦。またセンバツでも対戦した両校。そのセンバツではタイブレークの末サヨナラ勝ちの仙台育英。リベンジなるかの慶応。すごく楽しみな一戦になりそうですね。それではオーラスの1試合。よろしくお願いいたします。

大会14日目 決勝戦

仙台育英(宮城)VS慶応(神奈川)
ここまでほぼ危なげなく勝ち上がってきた仙台育英。その原動力はやはり投手力か。初戦の浦和学院戦こそ、湯田、高橋ともに撃ち込まれる事態となったが、以降は両投手修正してきている。特に湯田は準々決勝、準決勝と、それぞれ4イニングを被安打1、無四球とここにきて抜群の安定感を誇っている。高橋にしてもそこまで悪くない。どちらが先発するかわからないが、湯田で確実に抑えに入るか、エースナンバー高橋が全力で行けるところまで行くか、須江監督の采配はいかに。打線は1番橋本、5番尾形が好調。さらに9番住石も打率は4割を超えている。切れ目のない打線は強力。戦前は、少し打力に課題があるとみていたがそれを覆す力を見せてきた。さらに走塁面もいけるとなると積極的に走ってくる。ここまで隙が無い野球を徹底している仙台育英。史上7校目の連覇なるか。
継投で勝ち上がってきた慶応が準決勝ではエース小宅の完封で決勝へ駒を進めた。少し今までと違うゲーム展開だった準決勝。エンジョイベースボールを掲げるチームがここにきて勝ちに行く野球をしているように感じた。このあたりが決勝戦でどうなるか。小宅が前の試合完封したこともあり、鈴木の先発も予想される。どちらにしても継投にはなると思うので立ち上がりがカギになる。打線は変わらず好調だが、慶応の良さはやはり長打力。しかしながら4番にスクイズ(失敗に終わる)など少し歯車がかみ合っていないような部分もあり少し気がかり。代打清原というジョーカー的存在は不気味。打てなくても登場するだけで、甲子園は大歓声。ここ数年観衆の声援により追い込まれるゲームも少なくない。平常心でいかにプレーできるかも優勝をつかむ一つのキーになりそう。
非常に難解な試合。試合運びという点では須江監督の采配に分があるように思える。投手陣は仙台育英、打線は慶応に分があるか。守りや走塁はほぼ互角と見ている。ここは歴戦の経験値が勝るとみて、仙台育英が連覇を果たすと予想する。

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