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第105回全国高校野球選手権記念大会 大会13日目

どうも、こんにちは。ベスト4が決まり準決勝まで来ました。残すところ決勝含め3試合です。いつも思うことですが早いものですね。また、この大会を振り返るつもりですが、今年は今年でいい試合が多かった印象です。それでは明日の2試合です。

大会13日目 第1試合

仙台育英(宮城)VS神村学園(鹿児島)
前の花巻東戦では先発湯田が前回投球内容を見事に修正。4回を1安打8奪三振とナイスピッチング。球数も51球しか投げていない。大量援護点に支えられエースナンバー高橋を温存できた。気になるとしたら仁田の投球内容。結果ゼロには抑えているが無駄な四球が目立つ。湯田と高橋に負担がかかりそうなのが今後どう響くか。打線は須江監督のオーダーが見事にはまりここまで文句なしの内容。選手の調子が悪いとみるとスタメンから外し代わりの選手も躍動している。選手層の厚さが際立つ。隙が見当たらない。
おかやま山陽戦、緊迫した投手戦を終盤8回に相手守備のほころびを付き一挙5得点、9回にも1点を追加し突き放した神村学園。エース松永も好投したが、リリーフの黒木がこの試合も好投。非常に安定している。2回戦こそ9安打だったが以外は全て2桁安打の打線は脅威。上位から下位まで切れ目がない。特に6番上川床の勢いが止まらない。おかやま山陽戦は守備の強みが出た印象。堅い守りを武器に積極的に攻めていきたいところ。
黒木の先発も考えられる神村学園だが、試合運びがうまい仙台育英が上回るか。層の厚さが抜けている仙台育英がここは有利と見る。

大会13日目 第2試合

慶応(神奈川)VS土浦日大(茨城)
前の試合、沖縄尚学のミスターゼロ東恩納を6回に打者一巡の猛攻で攻略した慶応。代打清原からのムード変えも功を奏した感もあるが、3巡目で東恩納をきっちり攻略した打線の力は本物。特に1番丸田は俊足も武器にリードオフマンを発揮し、チームをけん引している。投手陣は、前回はここまで先発していた小宅を最後に回し、違う継投パターンをみせた。3人の力がしっかりかみ合っている印象。2回戦からの登場もあり比較的疲労度も少ない。
またここまで3試合で失策はわずか一つ。守備面も非常に固い。
八戸学院光星の2年生サウスポー2人を攻略した土浦日大。開幕戦の勝利から一気にベスト4まで勝ち上がってきた。試合を追うごとに打線も力を増している感じもする。3番後藤は脚も使え、チームトップの打率.450と躍動している。投手陣も継投のパターンは崩さずしっかりと相手打線を封じている。特にエース左腕藤本はコントロールもよくここまで22回2/3を投げ与えた四死球はわずかに2つ。リズムのいい投球が打線にも好影響を与えている。
関東勢同士の対戦となるが、ともに継投のタイミングが重要になりそうな一戦。パターンが確立されている両チーム。となるといかに先制できるかがカギか。似たような感じもする両チームだが、総合力でわずかに慶応を優勢とみる。

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