1990年10月5日のプロ野球2(職業野球新聞)

職業野球新聞

1990.10.5/近13-1ダ/故障で長期離脱していた近鉄小野和義が先発し、5月9日以来の勝ち星を1失点完投でマークした。ダイエー先発本原正治投手は近鉄鈴木貴久、村上隆行、大石第二朗、R.ブライアントの4選手に一発を献上して5回8失点KOで4敗目。村上選手は単打が出ず惜しくもサイクル安打とはならなかった。

近鉄小野和義投手はこの試合で9回を6安打1失点完投で久々の2勝目を挙げました。

既にペナントレースも最終盤を迎え、いわゆる「消化試合」の様相を呈していたこの試合でしたが、怪我明け・リハビリ明けの登板となった小野投手と近鉄にとっては意味の大きな試合になりました。

この1990年は3勝止まりとなりましたが、翌1991年には12勝を挙げてカムバック賞を受賞するまでに復活。

この試合で手応えを得て一つのきっかけとなったことは間違いなく、シーズンオフを過ごす上で励みになったことでしょう。


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